FURY見てきた | 軍曹!時間だ!…

FURY見てきた

href="http://stat.ameba.jp/user_images/20141130/21/type60mbt/96/26/j/o0408054813145258995.jpg">fury

昨晩見てきた
FURY

風流と読む。

否「フューリー」と読むんだが言いにくいぞ
券買う時に咬んでしまった。

土曜だからオールナイトあるんだろうと思っていたら最終が20:50とな・・・
仕事の終わりが19時過ぎだったからMOVIX伊勢崎に直行だ

さて、面白いかどうかというと「面白くない」

面白くないから駄作かというと、今まで見てきた中で戦争映画としてはピカ一だな。
戦車映画では最高傑作と言っていいでしょう。

ドキドキしてグロイ・・・・

R15指定にしなくていいのか?

となりのカップルの女の子は思わず「ひぃっ!」と悲鳴を上げていた。

考証はかなりしっかりしている。

搭載砲弾もしっかり種類ごとカラーリングされているのはちょっと驚いた。

ただ、発煙手榴弾のカラーリングがWP(黄燐:字幕では白燐)なのに発煙シーンは通常の発煙弾だったのがちょっと残念

予告を見たときにはガールズ&パンツァーの実写版か?

と思ったのだが、見事期待を裏切られた。
全うな戦争映画である。

戦争とはこんなに残酷なものであるという事を知らしめるような映画だ。

ただ、ラストで人と人とは憎しみ合うだけではないという事を表したかったのかと思えるシーンが救いなのだろうか。

実はこのシーンの意味が今一つ分からなかったのだが、ある掲示板の書き込みに「顔見りゃわかるだろ」で納得した。

アメリカ=ヒーロー(正義)という戦争映画が多い中で事実をありのままに描いているのは好感が持てる。

また、リアリティーを徹底追求したと言うことだが、各種砲弾の弾着の違いや火器による発射音の違いなどもちゃんと表現されている。

特に徹甲弾の命中シーンは凄いね。

61式戦車でM32戦車回収車(M4シャーマン戦車の車体を使った戦車回収車)に徹甲弾を射撃したことあるけど、まさにあんな感じ

車体にきれいな丸い穴が開いて車内の火炎が見えると言う

戦車兵の実体験の証言をもとに表現したんだろうなと思った

とりあえず、面白くないけど凄い映画だ。

グロイのダメな人は見に行かない方がいいですけど。