富士駐屯地開設58年記念行事(その3)資料館編
誘導員の誘導により整列位置に停車する戦車
整列した10式戦車
戦車教導隊マークと第1中隊マーク
戦車整列後、一時中隊(待機所?)に戻る戦車乗員たち。
第2中隊の戦車乗員のようである。
指揮者は拳銃装備の戦車長
昨年の茶色の革製ホルスターとは異なり、駒門でも見た黒の布製レッグホルスターを装着している。
他の乗員は砲手及び操縦手であろう。
折曲銃床式の89式小銃を携行している。
観閲行進予行と整列する様を見たが
時間はまだ9時前である。
式典開始の10時15分まで時間があるので資料館へ向かう。
昨年は時間的余裕がなかたので見れなかったのだ
資料館入口より撮影
手前の車の後方下に大砲が見えるが装備品の常設展示位置である。
白いテント群は隊員などが運営する出店である。
正門は右手奥の木が生えているあたりになる。
一昨年に入った時と何やら雰囲気が違う。
なんと今年リニューアルしたという話である。
自衛隊展示室はこんな感じ
陸上自衛隊の遍歴をボードで紹介している。
歴代の部隊編成などが分かり勉強になる。
警察予備隊時の編成
最新の編成
戦車部隊の編成
※9TKBn(第9戦車大隊)は70TK(70式戦車)と記されているが74式戦車(74TK)の誤記
キルゾーン戦法も紹介!
夏休みの自由研究に最適だ!
以前は戦車砲弾等の展示があったのだがなくなってしまったのかな?
と思ったら奥の「その他の展示室(仮称)」にありました。
(すみません。展示室の正しい名前忘れました。)
入って直ぐに砲弾のお出迎え。
以前はガラスごしだったのだがむき出しである。
APFSDS弾頭と演習弾
00式105mm戦車砲用演習弾
来週の総火演でもお目見えする74式戦車が射撃する00式(まるまるしき)105mm戦車砲用演習弾
徹甲弾であるAPFSDSを模したものだ。
装弾筒(黒い部分)に「105TKG00式TP-T」のプリントが確認できる。
意味は以下のとおり。
105:105㎜
TKG:TK=TANK、G=GUNつまり戦車砲
00式:制式番号(制式年の西暦下二桁)
TP:Target Practice(訓練弾、演習弾と訳される)
-T: -Tracer(Whith Tracer:曳光付き)
こちらは90式戦車及び10式戦車が射撃する
00式120mm戦車砲用演習弾
105mm戦車砲用TP-Tと同様のプリントがしてあると思い、担当の自衛官さんに動かしてもらったのだがこちらにはプリントされておらず残念
榴弾用の信管も展示
M557瞬発信管は最も一般的な着発信管(当たったら作動する信管)であり、61式戦車の90mm戦車砲用榴弾及び黄燐発煙弾にも使用されていた。
奥には旧陸軍の軍服や階級章の対比等の展示物があった。
ちなみに、軍服の写真の右手前に「お願い」と書いてあるが、「フラッシュ撮影禁止」だった。
気づいたのが写真撮った後なんで勘弁してくれ。
(つづく)