戦車射撃(その3) 第2章 射撃訓練の概要 総説
第2章 射撃訓練の概要
■5 総 説
a. 各車に固有の乗員を割り当て、チームとして訓練せよ。
b. 各車の乗員は教育の終了している砲手1名と教育を受けるその他の人員(被教育者)から成る。
c. 乗員を戦闘状況に慣れさせるために、録音した戦闘音を使い実戦的な訓練を行え。
d. 訓練期間中は個々の機材を搭載し戦車を完全な状態にせよ。
e. 黒板を使用せよ。全ての照準要領を教育するのに有効である。
f. 最新の訓練資料を用意し補助教材を活用せよ。(FM 21-7参照)
搭載機材が使用できない場合は代替品を作成せよ。
g. 駐車場は、騒音、ほこり、車両の移動及びその他の障害のため乗員訓練には適さない。
速やかに訓練を可能とするために適切な場所に小隊を移動させよ。また、この場所の選定には熟練を要する。