終戦記念日に思う | 軍曹!時間だ!…

終戦記念日に思う

64回目の終戦記念日が来た。


相変わらず靖国参拝を政治家がどうするのかを注目される。

結局、麻生さんは参拝しない。

勿体つけた理由をつけてだ。


イラク復興支援から帰ってきた時に麻生さんと握手した。

『この人が総理になったら面白いだろうな…無理だろうけど…』

と、思ったものだが…


総理になったのはびっくりしたが、ヘナチョコさには更に驚いた。

まあ、総理になった経緯を考えれば無理もないのだろうけど。

とりあえず、やってることはともかく中途で投げ出さないことだけは買うよ。


さて、かの戦争に対して色々意見はあるのだろうけど、自分としては


他のヨーロッパ強豪国と同じ事をしたためにお灸を据えられた。 

 

と考えている。


一応、「アジアの独立を確立させるたの戦争」という建前はあったが、結局のところ

アジア地域でトップとなり、イギリスの様な強大な「帝国」を目指していたのは間違いないな。


それが間違いかどうかは考え方しだいだろうなあ…

自分の意見としては

単に「ヨーロッパ強豪国と同じ事」をしただけだから。

当時としては普通の事をしたのだが、「アジアの小国」が行なったことが世界的に許されなかったんだと思う。


人種差別もあったんではないだろうか?

例えば「原子爆弾」

「ドイツ」に使用しなくて何故「日本」には使用?

個人的には「実験」とソ連に対するパフォーマンスとの認識

少なくとも「戦争を早期に終わらすため」とはどうしても思えない。

また、戦車砲から撃ちだすキャニスター弾(散弾)は日本軍に対してのみ使用となってた。

後のベトナム戦争でもベトコンに対して使用される。


このことは、黄色人種は白人と同じ「人」ではない

日本人→イエローモンキー

と言うことでも表されてるんだろうな。


自分も含め戦後に生まれた者は、「日本=悪」と教育されてきた。

これは「戦争=悪」だから、戦争を起こした日本(過去の)は悪という図式になる。

考えてみると非常に悲しいことである。


戦勝国側としては、「日本人を腑抜けにする事が出来て大成功!」と言ったところだろう。


終戦記念日が近づくと戦争関係のTV番組が増える。

今日も映画「硫黄島からの手紙」が放映される。

硫黄島は「いおうとう」と読むのだが、映画の題名は「いおうじまからのてがみ」だ

放映局の女子アナが、「いおうとうの戦闘を描いた、いおうじまからのてがみ」と言ってたのがせめてもの救いだな。


なんだかまとまりつかないなあ…

お題が大きすぎるんだな。


ちなみに自分の父親は高校の教師をしていたんだが

太平洋戦争中は少年飛行兵だった。

口癖は「あと、二年も戦争続いてたら俺は特攻に行けたのになあ…」

「特攻」って…

行ってたら俺は生まれてないな。


この父の言葉を許せないと思う方は沢山いると思う。

戦争賛美だとかね…。


自分としては


「当時の少年の偽らざる気持ち」


だと思う。


当時の大半の若者は御国のために死ぬことはいとわなかったんだと思う。

それは名誉だったんだと思う。


だけど、そのような人は…ほとんど、死んじゃったんだな。

そして、辛くも生き残ってしまった者は語らず死んでいくような気がする。


なぜなら、「国のために戦う=悪」というのが戦後教育だからね。