KING OF THE KILLING ZONE(M-1戦車開発物語)
KING OF THE KILLING ZONE
The story of the M-1,America's super tank
(洋書:英語)
Orr Kelly(オール・ケリー)著
B5判 288頁
2,650円で購入(あちらでは10ドル位で売ってるようだ)
現在、アメリカ軍の主力戦車であるM-1戦車がどのように開発されたかの物語
基本的に「ノンフィクション小説」の体裁をとっているので、中身はアルファベットのオンパレード
(当たり前)
この本の内容を知っていなければ購入しようなどとは思わない逸品
自分がこの本の存在を知ったのは十数年前
当事、最新鋭の90式戦車の教育を受けていた時に、参考資料として三菱重工の方が翻訳したものを読んだんだな。
で、ずっと源本を読みたいと思っていたのがやっと手に入れることが出来た。
三菱重工の方は何故この本を手に入れたかというと、
ゼネラルダイナミックス社でM1戦車の開発チーフを勤めたレッツ博士からの寄贈によるそうだ。
この事からも内容は折り紙つきといえる。
戦車開発におけるアメリカ流の意思決定の仕方、政治と防衛政策との関係や他国との共同開発の問題点などが分かる。
ドイツのレオパルト2戦車の裏話等も載っており興味深い。