軍事研究2009年3月号
軍事研究2009年3月号
雑誌レビューだけど今回も自分が気になった記事しか紹介しません
表紙はガザ侵攻時のメルカバMk3
カラーページも「ガザ侵攻IDF地上軍(1)」
サブタイトル:イスラエル国防軍のキャスト・リド作戦:機甲部隊の集結準備
で、メルカバ戦車が紹介されてるんだけど…
なぜか全てメルカバMk4(マークフォー)だとキャプションが付いている
更に表紙写真は…
ガザ地区に侵攻するイスラエル軍メルカバMk2
う~~む……
カラーページ紹介のMk4も表紙のMk2も
メルカバMk3バズ・ドルダレット
っていう奴なんだけど…
むしろ、メルカバ集合写真の中にアーバン仕様が紛れているのを見逃しているような…
全てがアーバン仕様では無いけど、特徴的な「シースルーキューポラ」といわれる車長用ハッチを装備している車両が認められるんだが…。
さて、今号の特集というか目玉は
自衛隊に不可欠な島嶼防御・奪還能力とは
竹島砲爆撃作戦は可能か?
自衛隊に「海兵隊を」を創設せよ
の2つの記事
竹島砲爆撃の方は、竹島の韓国軍軍事施設を攻撃破壊は可能か?
その場合、報復措置として対馬攻撃が想定されるが防衛できるか?
という物騒な話…
まあ、日本領土であるはずの竹島に他国の軍事施設があるのは
その地を放棄してるに等しいのだから何とかしなくてはいけないのだが…
対馬防衛が現状配備の対馬防衛隊では無理といってるが、
竹島攻撃に対する報復対処であるなら竹島攻撃に連動して対馬防御を考えるんじゃないの?
そしたら、現状配備ではないよな。準備してるはずだよ普通。気づかれないように。
まあ、相手に気づかれないように出来るかが非常に難しいのだけどもね。
海兵隊の方は…どうでもいいや。コメントする気もしない。残念な記事
今号も2月号につづき(というかもう12回目なんだけど)
湾岸戦争大戦車戦
Vol12 第3機甲師団のタワルカルナ北部主陣地攻防戦
イラク戦車隊に気づかず撃破ゾーンに入ってしまった騎兵大隊の話が印象的
結果的にイラク軍と自軍の双方から攻撃される羽目に陥る。
戦死者は、全て自軍の誤射によるという悲惨な結果となった戦闘
なかなか興味深い記事…
平成20年度北部方面隊戦車射撃競技会
もと自衛官の方が記事を書いているのでなかなか興味深い記事
カラーページで特集して欲しいような記事ですね。
目標となる射撃的の寸法とか書いてあるけど、いいのかなあ。
自分なんかは「部外者に教えてはいけない」と教えられたものだが。
装甲の発達と防御メカニズム(1)
ボイラー用鋼板から複合装甲まで
装甲の変遷と種類
ということで、知人の一戸崇雄 氏の記事
本人も紙面の都合で(略)と述べているように、ちょっと物足りないかな?
といった内容。ただ、読みやすい記述にはなってるんで初心者向きかな?
まあ、1回目なので次回6月号に期待したい。