以前に比べたら他人の行動を気にしないようになったんだけど
それでも、甥とか姪とかを見ると、
自分がよくジャッジしてることに最近気付いて。
例えば、甥が高校に席を置いたまま行かなくなったこととかね。
自分の人生に関係ないなと思いつつ、イラっとしたりして。
それでも、甥とか姪とかを見ると、
自分がよくジャッジしてることに最近気付いて。
例えば、甥が高校に席を置いたまま行かなくなったこととかね。
自分の人生に関係ないなと思いつつ、イラっとしたりして。
アインシュタインの言葉で
「常識とは、自分が18歳までに集めたコレクションだ」
というようなのがあるらしい。
これを聞いたら、わたしってまんまそう思ってたなって気がした。
常識と違ってイヤだなって思うことがよくあったと思う。
世間と違うとか、みんなと違うとか、そういうことでよく悲しくなってた
今でも、ときどき、常識っぽい自分でいたいのにって、ふてくされることっていっぱいあるんだよね
例えば持病があることとか。
だけど、よーく思い出してみたら、わたし自身が常識的なひとでもなかったわ
短大生の時なんだけど、お金がなくて月2万円くらいのボロい木造アパートに住んでたのね。
めぞん一刻みたいな感じのところで大家さんちの隣に建ってた2階建てで、1階で靴を脱いであがると、1階と2階に長い廊下があって、各部屋へのドアが並んでたの
10部屋くらいあったけど、たぶん住人で女性はわたしだけで、出稼ぎ労働者風のおっさんばかりだったと思う。
とにかく古くてボロかった
どのくらいボロかったかというと、各部屋に鍵がついてないくらいボロかった。
当時、ホステスのバイトをしてたから、その部屋からお店に出勤してたんですよ
お風呂がなくてさ、毎日、銭湯に行ってたのね
わたしが持ってた常識的なひとり暮らしのイメージがあって、
それには「風呂なし銭湯通い」はなかったわけよ
だから、自分が常識とぜんぜん違うことになっててイラついてたんだよね。
わたしがこんな非常識な生活をしてるなんて、なんかおかしい!!!
とか思ってて。
でも、それがその時のわたしが精一杯にできたことだったし、
実はそんなことを思いながらね
深夜に帰ってくると、玄関で靴を脱がず、ヒール履いたまま部屋まで行ってたのよ
ボロくて廊下が汚いからパンストが汚れそうで嫌だったし、靴を脱ぐのが面倒でさ
当然、怒られたんだけどね
いまのわたしからは考えられない行動だし、今、知り合いが同じことをしてたら、サイテー!ってジャッジする自信があるわ。
それくらい18歳までのコレクションはしつこい。
わたしのコレクションにある「常識」なんてそ程度なのにw
常識を引き合いに出して、自分や他人をジャッジするのやめたいと思うわ