それで、めっちゃ考えましたよ。 | 人生後半★今更だけど、やってみた

人生後半★今更だけど、やってみた

コスプレ・推し活を応援する仕事をしたい!そんな想いで男性に15年メイクしてきました。45歳で美容師・理容師の資格もとり、学校でメイクも教えに行っています。「今更かな?」と思いながら新しいことに挑戦中。今の目標はコスプレ美容室を作ること

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自己表現してるの図ハート


ヨガをすすめるカッパさんのブログで、1型糖尿病の患者のカッパさんが、震災時の薬の保管方法とか書いていて「おぉ!」と感動。

4年前の東北大震災の時、わたしはすでに女装メイクのお店をしてたの。

テレビを持ってなくて、地震が起きた日にニュースを見ただけで、そのあとはネットで読んだりラジオを聞いたりするくらいで、しばらくしてからみんながテレビで繰り返しながれる被災地の映像に釘付けだと知ったんだよね。

RABBITえ!!!この映像、ずっと1日見てるの!?」

ガーンビックリ!!!!って、すごいびっくりした。

日本中、落ち込んでるって再確認した瞬間だったよ。


ラジオは聞いてたけど、ラジオってテレビ程、現地の日々を流してなかったんだよね。
だから、あの繰り返し流れてたらしい公共広告機構のCMとかも、知らんかった。

震災がおきた日から、あまりのショックに自分ができることって何だろうって考え続けるときを過ごしてて、今できることをただ毎日、することだけしかできないんだなって思った。

でもさあ、わたしがしてる女装メイクって、必要?

こんなことしてていいの?


被災地では食べるものも住む所もないって言ってて、
それって被災地だけの問題じゃないじゃん?
メイクってなくても死なないじゃない。
しかも、女装メイクってもっとそうでさ、
いらないんじゃなのかって考えてみた。

でも、考えた末にだした答えは、必要。だったんだよね。

わたしは、人間って、ハレの日がないと死んでしまうと思ってて。

ハレの日って、晴れ舞台の日。
自分を着飾ったり、はじけさせたりする日のこと。

バーゲンに行ったり、お祭りに行ったりとか。
誰でも、一生に何日かそういうはじける日がないと、
人間って生きていけないんじゃないかな。

女装メイクって、ひとりで完結してできる自己表現だって考えていて、
パフォーマンスのひとつと思ってるの。
自分の個性を表現するための方法だっていう考え。

そういうバカなことをする日も絶対必要だって思った。
食べて寝るだけでは人間はダメ。
だから、女装メイクの仕事を続けようって決めました。

じゃあ、震災の今、どうやってその仕事をする

地震ですっかり東海地区もシュンとしちゃって、
あまり外出せずに皆、テレビに釘付け。

どうしよう。。。

そんなとき、震災後、4日目くらいかなあ、夕食を食べに出かけたら、お店は結構あいててお客さんも普通にいたんだよね。
全部閉まってたり、がらんとしてると思ってたからさ、ほっとしたし、また考えた。

大きな会社と比べたら少ない金額だけど、
お客さんが一生懸命働いて稼いだお金をもらうサービス業をしてる。
それって、少なからず、名古屋の経済の一部なんだよね。

震災中っていっても、レストランも営業してる名古屋が、経済が止まっちゃった被災地と同じように萎縮して経済止めたらまずいよね。じゃあ、だれが被災地を助けるのって話になるじゃない。

だけど、今、浮かれ気分で遊びに来る人ってほとんどいない。

ものすごくマズイよね。

本気で考えないと。


その時、大企業は休暇になってたけど、

うちみたいな小さな個人のお店が、1週間、お店休んだら
死活問題。店つぶれるよ。



お客さん、しゅんとして家から出ない

景気悪化で、さらに遊びに行かなくなる

閉店ガラガラ

廃業



それで、めっちゃ考えましたよ。
どうしたら、お客さんが家から出てくるか。

まずは、釘付けのテレビから引っぱがして、
外に出てくれないと!

メイクの仕事を続けるって決めたんだから、
考えなきゃ店は潰れちゃうやん!!


で、色々やった。
売り上げはさておき、とにかくお店に来てくれるイベントやら提案やらをせっせとした。

それで、震災のときもお客さんは来てくれて、
お店も潰れずにすみました。

震災直後は、被災地から来た人や、被災地に仕事に行ったお客さんがすごく多かったなあ。

名古屋から被災地に単身で行ってしごとしているお客さんたちから、がんばってますよとか、いついつは名古屋に戻るので顔だしますとか、ケガしまたとか、メールがたくさん届いた。

それで、何かお店でもできることはないのかなあって思って、東北大震災からお店の利益からほんの少しだけど、東京電力福島第一原発事故に関する早野龍五教授の活動を応援して、寄付をしてるの。

女装メイクのしごとのこと、めっちゃそこまで考えたのって、その時くらいだから、その当時の気持ちを思い出しちゃった。