1型糖尿病になって、3ケ月目に思う事。
治療をすすめていくうちに、当然自分の一生に関わることなので、どんどん病気についてや病気にまつわる環境について興味がわいてます。
1型糖尿病の方は、真剣に自分の体や治療に取り組んでいらっしゃる。
また、2型糖尿病の方にも、真剣に治癒したいと考えていらっしゃる方も大変多い
そんな方たちのお話を聞いているうちに、将来に向けて、自分たちの環境が今よりももっと良くなれば良いなあ、何かできることがあればはじめたいなと思い始めました。
まず、1型糖尿病がもっとメジャーで認知度の高い病気になるといいな、という思いがでてきました。
血糖を計測するという行為も、わたしが測定をはじめた事で、わたしの周りの人、健常者も糖尿病の患者の方も、以前より自分の食生活や血糖について、考えるようになりました。
血糖を測定するために、病院に検診に行ってみたり、なんとなく糖尿病の治療をしていた人が専門医にうつったり、栄養士さんに会いにいったりなど。
「健康だったあたしが1型糖尿病になった」という事もきっかけになったのかもしれないね。
そういうのを見て、ふと、世間で、体温や視力を測るくらいの感覚で、認識されればもっと良いのにと思った。
なにしろ、わたしはこの病気になるまで、視力や体重は気にしても、血糖を気にした事はほとんどなかったので。
もっといえば、学校の健康診断で血糖を測ってもらった記憶がまったくない。(多分、測っていたのだろうけど)
検尿や視聴力検査のように、1度くらいあっても良かったのにと思う。
それに、2型を含む糖尿病って、発症してから治療する病気という考えが多いみたい。即死しないし、感染しないから、大丈夫って感じかな。
もっと今よりも糖尿病自体を予防するために病院で検診じゃなくて診療するって感覚になれば良いとも思う。(虫歯予防みたいな感覚で)
病名の変更については、おぼろげに将来変わった方が良いと思う。
でも、変わったところで、インスリンが必要な大変重度な病気という偏見は拭えないだろうな。
インスリンが必要。というだけでひく人、多いしね。
だけど、インスリンホルモンって、誰にでも必要なものなんだよね。そのことを私は知らなかったし、知らない人は多いと思う。
病気の名称が変わったら、インスリンのことも理科や家庭科の食育の授業も変わって、もしかしたら、日本人の食生活も変わるってこともあるかもね。メタボ検診より、効果あるかもって想像します。
そんなあたしは今、
●1型糖尿病の病名の名称変更について。
●血糖計測の頻度と2型糖尿病予防、糖尿病治療や車両運転との関係。
が気になるところです。
勉強して必要があれば、行政経由での厚生省への名称変更や若い世代への血糖測定の促進をお願いする嘆願書を作ろうとも思います