小田急電鉄大野総合車両所移転計画推進
小田急電鉄の2026年度設備投資計画が公表されましたが、今年度は相模大野駅に隣接した大野総合車両所移転計画が推進されます。
移転先は小田急小田原線の伊勢原駅~鶴巻温泉駅間に位置する伊勢原市串橋地区。
約17.72haの広大な敷地に次世代型の総合車両所を整備する計画です。
新施設では長編成車両に対応した効率的な検修体制を構築、省エネ設備や環境負荷低減技術の導入を進め、鉄道事業の持続可能な運営基盤を強化。

移転場所の地図。

移転先は向日葵畑がある辺りです。

現在の大野総合車両所は1962年10月に開設された、小田急電鉄で唯一の大規模検修施設。
車両を分解して行う重要部検査や全般検査といった法定検査や大規模修繕などを担っています。
しかし開設から60年以上が経過、建物や検査設備機械の老朽化が深刻化。
これまで修繕や延命措置によって機能を維持してきましたが、設備故障によって検修作業が停止した場合には列車運行に支障を及ぼす可能性があり、現施設は4両編成が主流だった時代に整備されたため、現在の主力である8両編成や10両編成への対応が不十分。
検査前に車両を数両ずつ分割する必要があるなど非効率なため、移転を決めました。
今年度は用地取得、各種手続きを行なって来年度からの建設着工を目指します。
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