時刻表2万キロ | K@Fe~type103's Room~

時刻表2万キロ

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小学生当時、読んでいた1冊がコレ。



中央公論社(現在は中央公論新社)で中央公論·婦人公論編集長や企画開発室長、常務取締役など要職を歴任した鉄道ヲタクな宮脇俊三さん。


週末という限られた時間に時刻表を駆使して、それまでに乗り残していた国鉄の路線約100線区2000kmに3年掛けて乗車、国鉄全線全区間の完全乗車を達成までの過程を綴った紀行文で、宮脇俊三の作家デビュー作でもあります。


タイトルは国鉄全線の営業キロ数20992.9kmから取ったもの。


コレがキッカケになり、鉄道に乗ること自体を目的とする「乗り鉄」が趣味として認知され、国鉄が「いい旅チャレンジ20000km」キャンペーンを実施したのはご存知の通り。


1975年〜1977年に掛けての記録で、当時の列車や駅の状況など詳細に記され、旅を疑似体験出来ます。


時刻表2万キロは当初は河東出版、のちに角川文庫から出版されますが、出版社の役員が同業他社から著作を出すことの矛盾と、編集者として書き手に厳しく接して来た事へのケジメと懺悔から、宮脇俊三さんは中央公論社の常務取締役の椅子を蹴って(つまり辞表を提出して)作家に転身しました。