西武鉄道と東京急行電鉄
理想の間取りは？
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電鉄四天王、堤康次郎率いる西武鉄道。
同じく電鉄四天王、五島慶太率いる東京急行電鉄。
どちらも不動産がルーツです。
ピストル堤と呼ばれた堤康次郎、伊豆や箱根に広大な土地を持ち「箱根土地」なる不動産会社(のちのプリンスホテル)を持ってますね。
五島慶太もまた渋沢栄一とタッグを組んで東京西南部〜神奈川県川崎市、横浜市一帯の田園調布や多摩田園都市開発に合わせて目黒蒲田電鉄を立ち上げ、東京横浜電鉄を合併して東京急行電鉄の土台が完成します。
戦後は鉄道空白地帯だった溝の口〜長津田に東急田園都市線を建設して沿線を宅地開発、高級住宅街として名を馳せたのはご存知の通りです。
伊豆、箱根では両社が火花を散らした観光シェア争い「箱根山戦争」勃発も話題になり、伊豆急行建設に際しては国鉄が仲裁に入った程です。