901系の日
9月01日という事で901系の日。
JR東日本が国鉄から継承した数千両の通勤型、近郊型車両の老朽化対策は悩みの種でした。
当面は国鉄時代から引き続いて205系、211系を投入しつつ大規模な修繕リニューアルを施工して凌ぐ事になりましたが、それと並行して次世代車両の設計開発に着手。
1992年に3本だけ、それも1本ずつ全く仕様の異なる車両として誕生、京浜東北線に投入した試作車が901系でした。
軽量ステンレス車体に今では当たり前なVVVFインバータ制御と電力回生ブレーキ装備で空気バネ台車を履いたスタイル。
注目すべきは1編成辺りの総重量、大量生産時の総予算、ライフサイクル(更新時期目安)を従来の半分を目標に開発された点。
各種試験結果を基に、早くも翌年から209系として量産されていきます。
現在の新系列車両第4世代となるE235系まで続くルーツとなった車両でした。
もしもの時の防災対策してる?
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