新潟の次は静岡 | K@Fe~type103's Room~

新潟の次は静岡

えちごトキめき鉄道(本社:新潟県上越市)社長を退任する鳥塚社長。


旧直江津機関区の扇型機関庫を使った直江津レールパーク開業や国鉄型電車413系、455系導入による観光急行列車運行など様々な施策を打ち出し、メディアでの精力的な発信で集客力UPに尽力してきた鳥塚社長ですがビックリ仰天、今度は大井川鐵道(本社:静岡県島田市)の社長に就任します。

大井川鐵道社長就任の決め手となったであろう国鉄型蒸気機関車C10-8号機。

C57-135号機が走っているのは室蘭本線と石勝線。

東京の受験生が北海道まで撮り鉄なんぞトンデモナイ話で最後を見届ける事が出来ずに心底ガッカリ、受験をパスしても凹んでいた当時の鳥塚少年は国鉄から譲り受けた蒸気機関車C10-8号機が岩手県のラサ工業で現役と知って早速訪問、ラサ工業も快く招き入れてくれてナンバープレートの拓本(魚拓)まで取って帰ってきた程。

そのC10-8号機は巡り巡ってラサ工業から大井川鐵道に移籍して今なお現役。

しかし御世辞にも状態は芳しくないため、ならば今こそ、あの時ラサ工業で出会って感激させてくれた恩返しをする時だ!何とか末永く維持したい。

えちごトキめき鉄道では観光列車「雪月花」の2年連続の只見線での運行も先週末に実施され大成功に終わり、413系と455系の検査入場費用もクラウドファンディングで捻出、新駅開業、無人駅を活用した地元民経営の喫茶店開業など一定の成果を出し、当面の課題も解決したから、もう大丈夫と、舞台は新潟から静岡に。

大井川鐵道でもきっと大きな打ち上げ花火が上がる事でしょう。

社長就任はいすみ鉄道、えちごトキめき鉄道に続き3社目。

今までと違うのは蒸気機関車に旧型客車、JR西日本から譲り受けたSLやまぐち号12系客車、JR北海道から譲り受けた急行はまなす14系客車に加えて南海電鉄21000系ズームカーに6000系、東急電鉄から十和田観光電鉄を経て大井川鐵道にやって来た7200系など、各種素材が既に揃ってる点。

これをどう料理していくか、そして台風被災区間の全面復旧。

課題山積ですが、筋金入り鉄道ヲタクが鉄道会社の社長を務める、その手腕に期待しましょう。




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