203系の日
2月03日→203系の日です。
常磐緩行線～営団地下鉄(東京メトロ)千代田線直通用車両として1982年に誕生した形式。
当時、営団地下鉄千代田線直通用として用いていた103系1000番台は、抵抗器からの排熱によるトンネル内温度上昇や熱による機器故障が多発。
営団地下鉄、千代田線と直通運転を行っているもう1つの路線である小田急電鉄と比べても国鉄は電気代も相当な額で会計監査院の指導もあり流石に大人の付き合いとはいかず、営団地下鉄に数千万単位の電気代を支払う始末。
103系は冷房も無くて夏場は灼熱地獄なため敬遠されていましたが、常磐線我孫子～取手の複々線化完成による増発と車両増備を機に103系を置き換える事になり誕生したのが203系でした。
201系の設計を踏襲しつつ、アルミニウム合金車体を採用。勿論、201系同様の電機子チョッパ制御を用いた省エネ電車です。
103系を置き換え、長らく常磐緩行線の主として活躍してきましまが、2009年以降はE233系投入により置き換えが進み、2011年に引退するも海外譲渡された車両がフィリピンとインドネシアで今なお現役です。
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