一昨日、横浜駅東口の原鉄道模型博物館で開催されている東急電鉄展に出向いてきました。


博物館入り口脇に7700系7910Fの側面カットモデルが鎮座。

東急車輛製造~J-TRECの得意とするアメリカ譲りなスポット溶接の跡がハッキリと分かります。

東急電鉄は、現在の東急リバブルの前身「多摩田園都市㈱」という不動産屋から始まったと言って良いでしょう。
現在の田園都市線沿線や東横線田園調布駅周辺の宅地開発に端を発して、東京横浜電鉄、目黒蒲田電鉄の経営に携わっていた五島慶太の手によって両電鉄と合併、東急電鉄の礎が築かれました。
今なおエレベーター乗り場として使われている田園調布駅のマンサード型駅舎の模型。

多摩川園をはじめとする娯楽施設(アミューズメント施設)にも力を入れてました。

言わずと知れた現在はJR東日本グループの企業「J-TREC」も、かつては東急車輛製造という東急電鉄グループ。

海軍航空工廠に端を発して、のちに東急電鉄自社の車両製造を手掛けるようになり、梅鉢鉄工所を前身とする帝国車輌製造を合併、東急車輛製造大阪事業所(現在はJ-TREC和歌山)、今は国内外の鉄道各社の車両製造、鉄道コンテナ、分岐器等の製造を手掛けてます。

東急車輛製造というと、アメリカの機械製造メーカー「バッド」社とのライセンス契約によって得た、ステンレス溶接技術。
その時のライセンス契約に関するバッド社との親書。

ステンレス試作車5200系模型。

上田電鉄では今頃、ステンレス車両誕生60周年記念撮影会で盛り上がってる事でしょう。
巨大ジオラマでは玉電200形「ペコちゃん」も走ってました。

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