新鶴見機関区八王子派出

とある日の新鶴見機関区八王子派出に佇むEF64-37とEF65-1106
八王子駅構内に併設されている新鶴見機関区八王子派出は、かつては八王子機関区という独立した部署で、相模線のキハ20やキハ30、中央本線や青梅線、南武線を走るEF15やEF64、古くはD51が配置されていました。
国鉄最後のダイヤ改正で車両配置が無くなってからも、中央本線の中継点として主にEF64を中心に多数の機関車が出入りしていました。
また貨物駅を併設している事から、貨車の交番検査施工も最近まで行われていました。
しかし最近は貨物駅もトラック代行駅となり、唯一、石油ターミナルのみ機能している状態、区画整理事業により機関区は派出所となり、庁舎こそ残ってきますが、機関車や貨車の検修庫も解体され、転車台も撤去、今でも八王子発着の石油列車等の牽引機や工臨牽引機が留置されている姿を目にする事は出来ますが、かつての面影は消え失せ、すっかり寂しくなりました。