西武571系
多摩川線新小金井にて、晩年の571系
西武571系は551系の編成短縮、451系廃車と411系更新改造(新性能化され401系に形式変更)に伴う旧型車の増結用車両不足)を補うべく551系中間車モハ551+サハ1551形式を先頭車化改造したもの。
元々は501系(2代目)の6連固定化に際してサハ1551形式として追加製造されて501系に組み込まれていたのですが、出力増強モーターとは言え2M4Tでは性能面で難があったか、501系はあっさり4連に戻されてしまい、余剰になった10両のサハ1551は半数を電装化、モハ551+サハ1551としてユニット(ペア)を組んで逆に551系を3M3Tで6連化。
しかし上記理由から、モハ551+サハ1551は先頭車化改造されて571系として落ち着きました。
先頭車化に際しては、411系を更新改造した401系の設計が反映されたため、切妻食パン型の赤電で唯一、最初から前面方向幕を装備(451系、551系等は乗務員室内助手席側に後付けで設置)していました。しかし側面は551系時代のままの2連窓というブレンド仕様となっているのが、この形式の識別ポイントです。
晩年は551系と共に701系の転用まで多摩川線で活躍していました。
ちなみに多摩川線では旧型車は4連運転時は2連を2本繋げた2+2となりますが、自動解結装置と電連(電気連結器)を一部撤去した都合、編成の向きが固定されていて、武蔵境側2連が是政側に連結されたり、その逆に是政側2連が武蔵境側に連結されたりする事はありませんでした。
西武571系は551系の編成短縮、451系廃車と411系更新改造(新性能化され401系に形式変更)に伴う旧型車の増結用車両不足)を補うべく551系中間車モハ551+サハ1551形式を先頭車化改造したもの。
元々は501系(2代目)の6連固定化に際してサハ1551形式として追加製造されて501系に組み込まれていたのですが、出力増強モーターとは言え2M4Tでは性能面で難があったか、501系はあっさり4連に戻されてしまい、余剰になった10両のサハ1551は半数を電装化、モハ551+サハ1551としてユニット(ペア)を組んで逆に551系を3M3Tで6連化。
しかし上記理由から、モハ551+サハ1551は先頭車化改造されて571系として落ち着きました。
先頭車化に際しては、411系を更新改造した401系の設計が反映されたため、切妻食パン型の赤電で唯一、最初から前面方向幕を装備(451系、551系等は乗務員室内助手席側に後付けで設置)していました。しかし側面は551系時代のままの2連窓というブレンド仕様となっているのが、この形式の識別ポイントです。
晩年は551系と共に701系の転用まで多摩川線で活躍していました。
ちなみに多摩川線では旧型車は4連運転時は2連を2本繋げた2+2となりますが、自動解結装置と電連(電気連結器)を一部撤去した都合、編成の向きが固定されていて、武蔵境側2連が是政側に連結されたり、その逆に是政側2連が武蔵境側に連結されたりする事はありませんでした。
