いまからいます



蔵人が太陽の中心で星を眺めていると、二つのホログラムが現れた。

一つは赤い光の柱の中に赤く染まった銀色の宇宙人。

もう一つは淵の底の玉がめり込んだ跡から虹の柱が立っていたそこには誰もいなかった。

(虹の柱はどこまで延びてるんだ❓️)

そう思った瞬間虹の柱のホログラムはロングショットになって全体像を映し出した。

虹の柱は淵の底からかなり上の方にある泉の中心を突き抜けて天に向かって延びていた。

泉から淵の底は螺旋状の糸のような白い線線で繋がっていた。

(このプログラムは見たいと思ったものを映し出してくれるのか……なんだろうあの白い線線は❓️)

ホログラムは泉の周辺をクローズアップした。

(あれが先生の分身の猿が言ってた泉か。)泉の周りには五人の人影が見えた。

そして白い線は螺旋階段だった。

そこには人影が一つ見えた。

(あれは先生、スギちゃん、サっちゃん、久蔵さん、沙織さんだ。階段にいるのは洋美さんだ、無事で何よりだ。)

ひとまず安心すると再びロングショットになり、白い螺旋状の線が点滅した。

(なんかバランス取れてない気がする。

泉から白い線と反対周りの螺旋状の銀色の線が淵の底に向かって延びていった。

銀色の線を見た蔵人は宇宙人を思い出した。

(そういえば宇宙人さんがいないな、赤い光の柱に向かったのは、ここにいた宇宙人さんだったんだ。デザインし直しに行った宇宙人さんはいずこへー❓️)


『ここにいますよ』


振り返ると金色に見える銀色の宇宙人が立っていた。


『いつからそこにいたんですか❓️』


『いまからいます。』


『いまから…………』







(………………………)


また何もなくなっていた。



ここに来てから度々感じる、否何も感じない、この感覚の外の感覚、何か感じて初めて無かったことがわかる、

この感覚❓️あの感覚❓️その感覚❓️どの感覚❓️



(… ………………)



(………………  )




( …… …  …)





(…………    )







(  …… …  )








(   …  … )








( …      )










(        )