アルニカ花エキス
キク科植物、アルニカの花から抽出したエキス。
欧米では、古くから植物療法に使用されてきたそうです。
そしてアルニカにはもう一つの呼び名があります。
その名は 「回復の花」 。
それは、過去に起こったショックやトラウマ等の
感情面に働きかけてエネルギーブロックを解放し修復すると言われているからです。
そんなアルニカですが、そのアルニカから花のエキスを摘出したものが
アルニカ花エキスです。フラボン、サポニン、タンニン、、カロチノイド、トリテノイド、
トリテルペンなどの成分が含まれています。
消炎効果、鎮静効果、保湿、血行促進の効果がある。
保湿性、収れん作用があり、肌荒れやニキビなどの肌トラブルを
防ぐ目的の化粧品に配合されている。化粧水、乳液、クリーム、
マッサージクリーム、洗顔料、美容液、石けん、パック、シャンプー、
リンスに使用。
その効果は様々で、抗炎症作用、血行促進、刺激緩和、脱毛予防、
保湿などの働きがあります。
商品としては洗顔料、化粧水、乳液、クリーム、クレンジングクリーム、
マッサージクリーム、美容液、石鹸、シャンプー、リンス、頭髪用育毛剤、
ボディ用マッサージクリームなどがあります。
ボディー用マッサージクリームでは血液の抹消循環を改善し
セルライトの除去作用も期待されています。
浸出油は作用が穏やかなので、
粘膜部やお子さんにも使用できます。
アルニカは中央・南部ヨーロッパ、中央アジア、アメリカの山岳森林地帯、
草地、荒れ地などによくみられる菊科の植物で、約50cm位まで育ちます。
皮針形で粗長毛の葉と、鮮やかな黄金色や橙黄色の菊のような花をつけます。
葉の形がウサギの耳に似ていることから、
日本では「ウサギギク」とも呼ばれています。