1型少年、中学校ではバスケ部に所属しています。

入学時、ハハとしては…
インスリンの効きも良くなるので、是非運動部に入ってもらいたい
かといって、あまりにハードな運動・部活は血糖コントロールが難しそうなので、ほどほどの部に
と願っていました。口には出しませんでしたし、どんな部に入ることになっても反対はせずサポートすると決めてはいましたが。


実は1型少年、小学4年生からテニススクールに通っていました。

さらに遡ると、乳幼児期から運動発達のんびり君で、歩き始めたのが1歳5ヶ月。保育園の運動会の障害物競争では、平均台の上を歩けない・鉄棒できない・三輪車こげない、といった状況で難儀したのです。そして自転車に乗れるようになったのも4年生になろうという春休みのこと… 見兼ねた祖父がつきっきりで教えたのでした。

そんな状況だったので、これはなんとか手を打っておかないと中学校でついていける部活がないのでは? と危惧して、テニススクールに入れたのです。

その頃から、徐々に人並みに身体を動かせるようになり、テニスはまあまあそれなりのカタチにはなったのです。半ば親の欲目でしょうけれど(笑)
テニス部だと、息子の進学先の中学校ではほどほどの練習量・運動量の部活。テニスを始めたのは1型発症前ではあったけれど、結果的に上手くレールを敷けたかな、と内心ほくそ笑むハハ。


ところが、5年生の球技大会に向けて始めたミニバスにハマってしまった、1型少年。
6年生からはテニススクールに並行してミニバスのチームにも加入。そしてバスケに傾倒していく…

その頃、中学校では1型少年のアネがバスケ部に所属していました。女子部でも十分にハードな部活です。といいますか、バスケというスポーツそのものがハードですね。
男子部はそれに輪をかけてハードだということは、アネを通じて知っていました。まさか、バスケ部に入るとは言いださないよね???


結局ハハの心配をよそに、バスケ部を選んだ彼。
しかしながら、この夏は猛暑による熱中症事故多発の関係で、住まいのある自治体では公立校の部活動にかなりの制限をかけました。バスケ部も外練はほとんどできず、体育館ではエアコン稼動での練習。
それに加えて、学校敷地内以外でのランニングにも制限がかけられました。中学生と車の接触事故があったそうです。

というわけで、考えていたほどの運動量にはならず、いまに至ります。
1型の彼にとっては安心して活動できる部活ではあるものの、こんなぬるま湯の中にいて高校に入ったときにどうなるのだろうか、と、心配が先延ばしされたようなものですが。


えらく前段が長くなりましたが、部活中はスポーツドリンクで糖質補給しながら血糖コントロールしています。その日の運動量見合いでフィーリングで飲んでいるらしいですが、いまのところほとんどトラブルもなく過ごせています。

休日など、食後まもなく部活に行くときは、食前のボーラスを調整もしています。大抵は2割減量、先輩の付き添いで裏方として試合に同行するだけなら1割減量。


今朝も市内の中学校との練習試合に出掛けていきました。
入部当時のように心配でならない、ということはなくなりましたが、それでも帰宅するまではどこか気掛かりなハハです。