1型少年、就寝前にベーサル… 具体的にはトレシーバを15単位打ちます。
その際、血糖値が180以上のときは超速効型(ノボラピット)で補正しますが、夜間は凄まじく下がることがあるのでせいぜい1単位、240〜250になってようやく2単位にすべきか悩むといった具合。昼間のインスリン効果値は50くらいだと思うのですがね。
就寝中に凄まじく血糖低下することがあるということは、就寝前のベーサル量が適切ではないのか? と考えたこともありますが、就寝前の血糖値が100だろうと170だろうと起床時には100前後、85〜115の範囲内にほぼ収まっています。
就寝中の血糖低下はある程度昼間の活動量によるところもありそうですが、そうでもなかったりとか。
発症時に指導されたのは、
起床時の血糖値が100〜120程度になるよう、基礎を調整してください
でした。
一方で、就寝中の血糖値がほぼフラットになるのが基礎があっている状態、という説もあり、、
発症して退院してからしばらくは、朝の血糖値を見ながら基礎の調整をしていました。ただ薬剤がトレシーバということもあり、基礎を触っても翌日の血糖値にあからさまに跳ねるということはあまりなく、最低2日は様子を見てまた調整… なにがなんだかわからなくなり、結局は入院中に病院で決めてもらった 「トレシーバ15単位」に戻って、そこから基礎を変更することなくここまで来ています。
発症から1年少したったいま、成長期真っ盛りの1型少年の身長は10cm以上伸び、ポッチャリ体型から標準体型へ戻ったとはいえ体重だって何kgか増加しています。
そろそろ基礎を触らないといけない時期が来そうだけどねー と主治医は言いますが、いまのところあまりピンときていません。
入院中に装着していたリブレProの解析結果からは、就寝中の血糖値は至って安定、と出ていました。
成長ホルモンの影響も大きく受けるこの時期、その後彼の夜間血糖の動きがどうなっているかわかりませんが(なにぶんまだリブレを処方していない病院のため)、就寝前の血糖値がほどほどなら起床時もそのまま、高めでも適切な値に落ちていっているのは事実で、おそらくA1cが安定しているのもこの夜間血糖の影響によるところは大きいのでは、と考えています。