…だそうです。
なので、発症してからというもの、1型少年の食生活はいたって規則正しいものになりました。
ハハが仕事を持っていて、昼間の彼の生活に目が行き届きにくかったこともあり、小学生の頃は帰宅するなり好きなだけおやつを食べ、夕食も好きなだけ食べ… 幼児期は標準体型だったのに、すっかりポッチャリ体型になってしまっていました。
発症して入院したとき、2型を疑われたくらい。
1ヶ月の入院生活を経て、その後も3食+決まった時間のおやつだけ。追加打ちが面倒だからお代わりもしない。
結果、たちまち標準体型へと戻っていきました。
規則正しい食生活をすることは、良いことだと思うものの、もう少し自由に食べてみては? と思うのですが、彼は頑なです。
それどころか、中学生になり “面倒くさい” に拍車がかかったように感じています。それプラス、痩せたことでインスリン注射の痛みは少し増してしまったようなんですよね。
夕方のおやつは、部活で帰りが遅くなったことも手伝って、食べないことが多くなりました。
そして、夕食後に食べるから、夕食のボーラスにおやつ分を乗せておいて、と言うのです。それでなくても夕食のボーラスは運動量に影響されて変動が著しく、やはり育ち盛りの男の子なので食べる量=カーボ量も多く、悩まされているというのに。
面倒くさがりだけれど気の小さい子なので、基本的には真面目にインスリンは打っていますが、それでも先日友だちと遊びに出かけたときのこと、タブレット菓子(糖質量8gくらい?)をまぁいいか、で食べてしまったと言います。
もちろん、食べても良いのです。
でも、面倒でもインスリンは入れてちょうだい…
普段は食前15分前に打ってるけれど、それが直前になったところで、若干少なめだったところで、打たないよりは良いから。
こういうとき、ポンプだと便利なんでしょうね。
かかりつけの病院で、男子あるあるだと言われましたが、1型少年も身体にポンプが常に付いている状態を受け入れ難いようです。パッチポンプが普及するまではペンでいくと断言しています。
さて、1型少年のアネの高校では、昨日はちょっとしたお菓子パーティーが繰り広げられていたようです。ハハ世代には馴染みが薄いハロウィン。
また部活ではマネージャーさんが作ってくれる差し入れをいただく機会も多いそうだし、学校帰りに寄り道してなにか食べることも。
高校生になると、新たなハードルが待ち受けていそうです。
都度インスリンを入れられるか問題もですし、いくら入れるか問題も。まだまだ独力でのコントロールには程遠い彼です。