1型的には特に問題はありませんでした。
A1c、前月比マイナス0.2。誤差の範囲といえばそうなのかもしれませんが、どちらかというと低血糖回避キャンペーン中で、1型少年にとってコントロールが難しい夕食後は若干高めになっていることが多いんですけどね…

昨年発症して入院していたとき、この機会にとあれこれ検査を受けたのですが、そのときの腹部エコーで指摘されていた、脂肪肝傾向。これも今回は特に問題なしとの結果でした。
当時はまだポッチャリ気味だったし、退院後はすっかり規則正しい食生活になっており、中学生になって運動量も増えていることで功を奏したのかもしれません。




しかし、ある意味、問題発生。

主治医、来春から半年間大学病院にて勤務になるそうです。
レジデント、つまり後期研修医でいらっしゃるので、研修の一環と思われます。そしてそのあとの半年はまた現在の病院で勤務するものの、その後は長期に渡ってどちらかへ行く予定なんだとか。

そしてさらに…
主治医がレジデントであるからか、主治医に加えて別の医師をサポートにつけて対応してくださっていたのですが。この医師は小児内分泌専門でサマーキャンプにスタッフとして参加するなど、1型についても積極的に学んでいらっしゃる先生です。なので本来であれば主治医からの引継先はこの先生になるはずが、主治医の異動とほぼ時を同じくして産休入り〜


…どうしましょう。
この病院に通い続けることとすれば、これまで関わりのなかった別の先生に診てもらうことになります。専門は小児消化器。お人柄はまったく不明。うーん。。

いまの病院は、住まいのある地域にある公立病院で、小児科で診ている1型患者は数人です。大人がかかる糖尿病内科はあるものの、ほとんどが2型患者。現在糖内でリブレの導入に向けての動きはあるものの実際の導入がいつになるかわからない、ポンプの取り扱いすらないという状況で。そこを気をしてくれている主治医はボソッと「これを機に転院を考えるのもひとつの選択肢」と。

1型を診る経験が多くない病院といえ、ここにかかっているのはそれなりにメリットもあるからです。
学齢期の間は、地域の公立病院ということで学校との連携も密に取ってくれています。栄養士さん同士の連携であったり、主治医から学校の先生へのレクチャーであったり。またいざという時の救急登録ができているのもここにかかっているからこそ。
また1型以外の一般的な小児科の分野の健康相談も聞いてもらえるし、体調不良に救急受診したときには主治医が出てきてもくれました。
正直、患者数の多くないこの病院で良いのか、主治医がレジデントで大丈夫なのか、と考えたこともありましたが、特に入院中は本当に手厚く我々親子をサポートしてくださっていたし、退院後も病気を診るだけでなく学校生活のサポートやキャンプや患者会の情報収集までもしてくださって、小児科にかかる年齢の間はここでお世話になろうという気持ちになっていたのですけどね。


転院するにしても、中学2年になるタイミング。小児科で考えるのか、その先を見据えて考えるのか… うーん……

本人は「まだ4ヶ月もあるんだから、ゆっくり考えれば?」と、どこか他人事。
いまの病院だと主治医は彼の性格や、得意な教科や、所属している部活や、家族構成や… あらゆることを知ってくれていて、それも小児にとってはメリットだと考えているのですが、「もう面倒くさいから、病気だけ診てくれるところでいいよ! だって先生の話長いんだもん、早く帰りたい」だそうです(苦笑)

はーー、1型生活、最初の転機を迎えることになりそうです。。