職場で具合が悪くなった方がいて、少し休めば落ち着くと思われるような状況ではなく、救急車を呼ぶことになりました。

119へコールし、オフィスのあるビルの下で待機すること… どれくらいかかったでしょうか。とてつもなく長い時間に感じました。
意識はあり受け答えができたので、問診をして状況判断していたこともあったのですが、救急車を無事送り出したときには119に電話してから1時間近い時間が経っていました。
救急車に乗ってから発車するまでもかなりの時間を要していたので、受け入れ先を探すのにも時間がかかっていたのかもしれません。


どうしても、頭をよぎるのは、わが家の1型少年のこと。
万が一、重度低血糖で救急搬送しなければならない事態が起きたとき、こんなに長い時間をどんな気持ちで待たなければならないのでしょうか。

低血糖発作だとわかっていれば、多少なりとも出来ることはあるでしょうし、そのような場合に備えて学校を通じて救急登録はしています。
(持病の発作で救急搬送する場合、速やかにかかりつけ医に搬送してもらうためのもの。1型少年の場合はたまたまかかりつけ医が救急対応していますが、そうでない場合は最寄りの救命救急機関を指定することも可能なようです)

想像以上に時間のかかった救急搬送は、とても気の重いものになりました。





さて、彼の血糖コントロールは、最近はやや高め安定となっています。

昨年秋は発症からさほど経っておらず、日々の血糖コントロールに精一杯で、気温の変化と血糖値の兼ね合いまで感じ取ることはできませんでした。
夏の暑い時期よりベースが上がっているように感じるのは、気温のせいなのか、はたまた学校生活が冬時間になって部活の時間が短縮されているからなのか。

そうこうしているうちに、来週からは期末テスト前で部活停止。また血糖値管理に気を揉む日々がやってきそうです。