◆概要

(テキスト(画像内と同じ))

海防艦隊直営鉄道 南岸旅客線は、海防艦隊司令部が運営する、全長30キロほどの非電化鉄道路線。もともとは軍港に物資を輸送する貨物専用線であったが、折からの軍縮ムードで輸送量が減り余裕ができたので旅客営業を開始した。主な旅客は海岸への観光客である。特に夏季には海水浴客が多数訪れることから、増便・増結も行なう繁盛ぶりである。

 

 

◆車両

(テキスト(画像内と同じ))

各地から集められた旧型車両の寄合所帯となっている。

とはいえ、外観に統一感を持たせるため、塗装は海をイメージした青系の色で統一されている。

 

・ホロハ101 独自発注した唯一の客車。ボギー車であり、客車群の中では最も定員が多い。もともと普通車両だったが、高官が乗車するため、半室が二等車に改造された。

 

・ハ2102 二軸の小型客車。地方路線を転々とした後に本鉄道に流れ着いたとされるが、詳細は不明。

 

D140 国有鉄道から払い下げられた小型機関車。貨物専用線時代から主力として活躍している。速度が遅いが信頼は厚い。

 

・貨車群 戦闘車両や艦砲を輸送するための大型貨車を多数保有している。


 

◆運行形態

(テキスト(画像内と同じ))

朝・昼・晩の3往復に出入庫の区間列車1往復を加えたものが基本的なダイヤとなっている。

ただし、臨時列車が柔軟に設定されている。たとえば、夏季には国有鉄道線からの乗り入れ客車を連結する快速列車が設定されるほか、冬の漁期には早朝に魚市場まで往復する列車が設定される。


 

◆歴史

海防軍配備後に、国有鉄道海薙駅と軍港地区を結ぶ路線として開業したものである。その後、軍事施設の整備に伴って、複数の支線が建設された。

当初は貨物専用線であったが、軍縮の流れの中で、浮いた線路容量を活用する目的で営業が開始された。なお、営業収入によって、減額された軍事費を補填する目的もあったとされる。

開業後しばらくは閑古鳥が鳴いていたが、海水浴場の整備や停車場の新設が功を奏し、利用者は年々増加している。

 

年表

・海薙〜第二桟橋(本線) 開業 この時点では貨物専用

・第二桟橋〜弾薬庫(支線) 開業

・飛行艇部隊配置に伴い、第二桟橋〜飛行艇基地(支線) 開業

・甲島の要塞化建設に伴い、乙信号場〜要塞島(支線) 開業

・第二桟橋〜灯台岬(本線) 延伸(=全線開通)

・P帝国と講和

・議会で軍縮予算案が可決。艦艇の新造中止と削減が決定される。軍港との貨物輸送が減少。

・本線の海薙〜灯台岬を南岸旅客線と称して旅客営業開始。郵便局停車場等を開業。

・国有鉄道からの直通運転(臨時列車)の開始。

 

 

◆その他

国有鉄道以外の旅客鉄道事業者としては、郊外高速鉄道、首都市内線に次ぐ3番目であった。


 

◆海辺の駅での一コマ。側線では陸戦隊の装甲車両を積み込んでいる。


 

 

■あとがき

かなり前から、「海軍が運営する海辺の旅客線」という妄想をしており、今回作ってみました。

 

車両は、既存作も転用しつつ水色系でまとめてマリン風味にしています。客車の凹凸感が気に入っています。

今後は気動車など配備してもいいかもしれませんね。

 

軌間はナローゲージでもいいかとは思いましたが、国有鉄道との直通設定が設けられることと、軍用貨物線由来ということで、標準軌にしています。

 

時刻表や路線図も久々に作りました。

ダイヤは、各停主体の基本ダイヤ+行楽用に臨時列車と、地方路線らしく組んでみました。

海辺を走ることから、駅名にはそれっぽい文言を散りばめています(造船所、桟橋など)。起点(海薙駅)付近は市街地を走っていて、次第に臨海エリアに延びるというイメージです。

 

久々の空想は楽しかったです。

 

おわり