先日記事にした高架鉄道は基本セットと称するシンプルな円周レイアウトでしたが、新たに分岐など拡張しました。
また橋脚などの各種設備を改良しています。
画像は先日の「横浜レゴオフ2025」に持ち込んだ際のものを多く使っています。わざわざ置くスペースを設けてくれた主催の関山さん、ありがとうございました。
上の写真でもナカムーラ君の山手線が走っているように、いろんな方の作品が走行することで、気づきもありました。
◆分岐レールの整備
(高架に限らずですが、)レイアウトには分岐が一線あるだけで、世界が深まるかなと思います。
そのため、分岐ユニットを作りました。
今回チョイスしたのはTrixBrixの製品で、片渡り線やデルタ線の根本に使う右分岐のレールです。曲線2本(1.5+0.5)と直線2本を重ねた線形であり、様々な使い方ができると踏んで、これを採用しました。
ちなみに、この分岐は左2本に対し右が4本あったため、右を選びました。
↑右に曲線分岐
↑複線になるように分岐
↑分岐先が直線、本線は左にという特殊配置。そんなに使わなそう。
◆直線の増強
直線ユニットを増やしています。
2レール(32studs)で1ユニットです。
側壁は作り付けにせず、適宜設置する方式としています。このため、梱包しやすいほか、複線化や駅設置などに柔軟に対応できると思います。
なお、ポイント周辺は分岐した高架同士が接触する場合があるため、一部の直線ユニットには切り欠けを設けています。
↑切り欠け
◆架線柱
高架専用設備ではありませんが、新たに架線柱を製作しています。
むろん、架線柱なしで非電化の高規格線として遊ぶのもいいなと。
◆鉄橋
ぬぬつき式鉄橋を標準長の6レール(96studs)に延長。また、拡幅して車体8幅の車両も通過できるようにしています。
手軽に線路長を稼いで橋脚を節約できるというメリットがあります。
◆橋脚
橋脚は安定性・コスト・見た目の勘案し、この形に落ち着きそうです。随時古いのはこれに更新予定。
遊び心で苔むした?タイプの橋脚もあり。河に架けるときも使えそう。
高架下は駐車場かカーショー?自動車との相性も良いです。
◆ハーフユニット
Trix Brix社製のハーフレールを用いた長さ8の調整用ユニット。切り欠けもあるのでポイント周りでの使用も想定しています。
ただ、ハーフなどであっても、レールの継ぎ目の分だけ橋脚で支える必要が生じるので、使いどころは難しいかなという気もします。線路方向に10studs以上に渡って支えられる橋脚があると良いかも?
◆橋脚設置位置の見直し(たわみ修正)
↑撤収中の様子。橋脚の設置間隔は以前より狭くしています。
曲線部分の橋脚について、前回記事では、「2レール間隔」としていました。しかしこれではレールの継ぎ目が列車の重みで、若干沈み込んでしまいました。走行に影響は無いものの、見た目が悪かったです。
このため、概ね1.5レールごとに橋脚を置いたところ、沈み込みは見られなくなりました。
180度の円周の橋脚配置(※数字がレール数、■が橋脚)
〈以前(橋脚5台)〉
■‐2‐■‐2‐■‐2‐■‐2‐■
〈更新後(橋脚6台)〉
■‐1.5‐■‐1.5‐■‐2‐■‐‐1.5‐■‐1.5‐■
◆今後の計画
線路自体の規模感はこれくらいでいいかなとは思っています。
今後は
①拡張関係
・大規模な駅の製作(現在は1両分の簡易的な駅のため)
・枕木設置
・地上線からのアプローチ線構築(?)
・高層ビルを含めた都市ジオラマとしての展開
・鉄橋を活用した、河川ジオラマとしての展開
②改善関係
・側壁の合理化・見た目改善
・梱包の合理化
・橋脚の順次統一
あたりでしょうか……。
おわり