百里基地航空祭2019 特別公開 その6 | type-hideのブログ

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自衛隊イベントをメインに、アチコチで見たこと、撮ってきた画像を綴ってみたいと思います…が、イベントが無いので今はFF14の世界を楽しんでます。

301SQの展示はAGG(Air to Grand Gunnery)…ファントムによる模擬対地攻撃で同時に基地防空隊のVADSが迎え撃ちます。

 

凝った設定がしてあってファントムは幻の爆撃隊「ワイバーン(Wyvern)」を演じます。VADSには「Kill Wyvern」と撃墜命令が出されます…「say again」「I say again. Kill Wyvern」「Roger. Kill Wyvern」…と押井監督の某劇場版アニメのあるシーンを再現しているのです…。オリジナルは迎撃に上がった303SQのF-15J改(コールサインはPriest)と204SQ(コールサインはWizard)に出された命令だけど…93年公開の映画だからなぁ…判る人少ない(^_^;

 

AGGの飛行パターンは昨年の302SQとほぼ同じですがVADSがある分だけコースが滑走路にほぼ平行。

 

315号機だけ外部タンクを外してのフライトだったのでチョットは派手な機動を期待したんですが…他の2機と同じ。

 

対地攻撃も最初は高度が高いと思ったけどだんだん高度が下がってきて…爆弾投下モードから地上射撃モードに変わったんですね。

 

展示を終えてエプロンに戻るF-4EJ改。午後は芝生エリアに移動して撮ってました…機体を捻るところを狙うためですが、芝生エリアならシートや小型椅子も使えるので休憩も兼ねてました…ちなみに特別公開日で招待券が無くても此処には入れます。

 

ラストは501SQによる戦術偵察の飛行展示。RF-4Eのみ2機で実施…広域的な偵察ではなく指示された範囲をピンポイントで写真撮影するのです。

 

洋上迷彩機の背中には空中給油口のマークが付いてますが空中給油は出来ません…まぁ、口金が違うだけなんですけど…

 

空自のRF-4としては最初にシャークティースを描いたのが2000年の907号機です。

 

展示を終えたRF-4E。数あるF-4シリーズで最初にロングノーズを採用したのがRF-4C(その輸出型がRF-4E)で、バルカン砲搭載のF-4Eはその機首デザインを参考に作られました。ショートノーズのB~D型のような見た目が別機みたいな違和感が無いです。

 

飛行展示が終了したのは14:30くらい。最後の飛行展示がブルーじゃなくてファントムなのは粋な計らいと思いました…記憶に強く残ります。

 

ついでなので一般公開編に続けます…