令和元年の9月29日は北海道の自衛隊イベントが3つ重なっていました。
空自の八雲分屯地、陸自の帯広駐屯地と南恵庭駐屯地の3箇所です。イベント日程が発表された時は帯広に行くつもりで計画を立てました…ほぼ毎年見に行ってたし、そのつもりでホテルの予約もしていました。
八雲分屯地は小さな基地で一応短い滑走路はあるものの配備されているは対空誘導弾ペトリオットのみ。数年前まで基地警備訓練展示として近接戦闘の展示(語弊があるかもしれないが64式小銃の実銃、空包を使ったサバゲーみたいなもの)をやってくれて結構見応えがありましたが今はプログラムに無いです。ただ、RF-4が航過展示を行う数少ない基地ではあります。
帯広駐屯地は第5旅団の記念行事でもあり、多種多様な装備を見ることができますし、遠征地としてもホテルも多いし空港も近いという利点があります。
南恵庭も遠征しやすい場所にありますが、自分的には1度しか行った事がありませんでした。正直1度行けば良いかな?くらいにしか思ってなかったんです。
今回、南恵庭に決めたのは…前回とは異なる招待席の反対側からでも車両行進や訓練展示が見れるので、1度はそこからも見ておこうと思ったから…知り合いのプロカメラマン氏のお薦めもありました。
南恵庭駐屯地の開放時間は9時から。千歳のホテルをのんびりと8時過ぎに出て最寄駅のJR恵庭駅には8時30分くらいに到着。そこから混雑することなく2番目のシャトルバスで駐屯地へ行きました…小松航空祭とはエライ違いだ(^_^;;;; もっとも駅から駐屯地までは3km程度なので歩いても45分くらい。
隊舎前に展示されている74式戦車。
とりあえず式典会場となるグランドに向かってみましたが一般観客席もスカスカな状態なので、先に装備品展示を見に行ってみました。
第73戦車連隊の軽装甲機動車。装備品としては珍しくもありませんが戦車部隊に配備されたのは極最近だそうです…新車じゃなくて普通科のお下がり(^_^; パジェロよ重く4.5tもあるので頑丈で悪路に強いことから指揮官クラスが使うとのこと。ただ、視界は狭いし、椅子にリクライニングが無いし…というお話でした。
この時点では雨は降ってなくて…大丈夫かなぁ?とは思ったのですが… 続く