静内駐屯地創設55周年・第7高射特科連隊創隊38周年記念行事 中編 | type-hideのブログ

type-hideのブログ

自衛隊イベントをメインに、アチコチで見たこと、撮ってきた画像を綴ってみたいと思います…が、イベントが無いので今はFF14の世界を楽しんでます。

前後編にするつもりがキャプション書いてたら微妙に長くなったので…3部になります…
 
午前中の射撃展示は87式自走高射機関砲の35mm砲の点検射撃と81式短距離地対空誘導弾(改)の実射です。短SAMは視界の良い時でないと実射をおこないません。この日は曇天でしたが視界は良くて短SAMの射撃を行うアナウンスがありました…でも肌寒かったなぁ。海辺だし…
 
87式自走高射機関砲の点検射撃は左・右1門づつの単発と連射、連射速度を一定にするため砲身を温めての連射、そして右・左2門に同時連射を行いました。見学エリアから50mくらいしか離れていないので射撃音というより衝撃波を感じます。
 
74式戦車の車体に35mm高射機関砲を載せて、レーダーで目標探知とコンピューターで飛行経路予測して自動追尾するってアナウンスしてました。装備品展示でコンピューターの操作は誰がするの?って聞いたら「班長(車長)です」とのこと…ついでに弾の補給はどうするの?って聞いてみましたが…弾薬装填用の器具を使ってもかなりの力仕事らしく「35mm弾がリンクで繋がっているので大汗をかきます」と言ってました…
 
昔、空自のT-2後期型で20mm弾装填作業を松島航空祭で披露したことがありましたが、あれも手回しハンドルでぐりぐり弾を送り込む仕様だったのを思い出しました…F-4ですら油圧器具を使っていたのに…
 
短SAMは標的に向かって発射されます。そのために高速標的機のCHUKAR-IIIを先に発射…CHUKAR-IIIはジェット推進ですけどロケットブースターを使って勢いよく発射!
 
射撃準備した81式短距離地対空誘導弾(改)の発射機。後ろに見えるのは東静内漁港の町でかなり近い(2km弱)…射撃訓練のある時間帯は漁には出られません。
 
CHUKAR-IIIを射撃コースに乗ったところで短SAMを発射。アナウンスでは赤外線誘導と言ってましたが弾体の形状からするとレーダー誘導弾だったのでは? 自分の居たところから見えていた81式短距離地対空誘導弾(改)の発射機は2両。どちらが撃つのか判らない上に、実はもう1両が土塁の影に居たのでした…オマケに87式自走高射機関砲を撮るためのカメラ設定(スローシャッター)をしたままだったので、高速で飛ぶ短SAMの画像は全部ブレブレ…
 
午前中の展示はここまで。招待者等は祝賀会に移動しちゃうので見学エリアが広くなります。そして、静内には午後も射撃展示があるのです。陸自駐屯地の記念行事で午後も作動展示があるって珍しい…普通は体験搭乗と装備品展示くらい。
 
昼休憩時に飛んだUH-1J。すぐに帰ってきたけど…
 
後編に続く