第1後方支援連隊の需品装備もいろいろと披露されました…野外支援車(トイレカー)とか。必要な物資の全てを扱う部隊なのでいろんな装備を持ってます。
しかし、なにも野外入浴セットをトレーラーに載せなくても… 観客にはウケ演出でしたが、大きな災害時に大活躍した装備なのは周知の事実。ちなみにノボリには「練馬の湯」と書かれてています(練馬区にも温泉があります)
トラックの荷台にミシンを載せて、野外炊事車を牽引…どういう組み合わせ? 他に食糧の運搬・保存用の冷凍冷蔵車等も出てきました。
野外洗濯セットのトレーラー。牽引しているトラックの荷台は乾燥室になります。
重レッカによる故障した車両を回収・牽引する展示。これは初めて見ました。
後方支援の能力はそのまま経戦能力となります。どれだけ粘り強く戦えるか?はこういった装備を見ればある程度は判りますし、災害派遣でも非常に有用なのは阪神淡路大震災や東日本大震災でも証明されています。
朝霞の第1施設大隊からは資材運搬車と掩体掘削機(平たく言うとパワーショベル)を展示。
この性能展示として車輌にダンスをさせております。普通に撮ったのでは面白くないので超スローシャッターで撮りましたが…自分的には1/30くらいが手持ち撮りの限界です。まぁ、以前に鉄道写真を撮ってる時に言われたけど…飛行機を撮る人は三脚を使わない!
この後は北富士の第1特科隊から155mmりゅう弾砲FH70と礼砲用の105mm榴弾砲を持って来ていました。礼砲を扱うのは第1特科隊だけです。
自分が居た位置から近い位置からの空包射撃だったのですが、人垣で写真を撮れないので見るだけにしてました…空包とはいえ都会の真ん中でドカンドカンと撃ちまくり…音が大きいと言っても空包は音だけだから慣れましたが…総火演や静内だとビビリます…
最後は第1戦車大隊第1中隊の10式戦車×2両による性能展示。それまで何度も散水したのはこのためだったんですが…
ダートコースだしゴム付履帯じゃないので土埃が凄いことに…この方がいかにも野戦兵器という感じ。以前スカパーで米国ヤキマ演習場で実弾射撃訓練する74式戦車の映像を見たときに、埃まみれで薄汚れた戦車がカッコイイ!と思ったもんです…。
120mm戦車砲の空包射撃も行いましたが先のりゅう弾砲の射撃音を聞いた後では…大人しい。
土埃を盛大にまき散らして10式戦車が退場…これでも画像加工で戦車が見えるようにしてます。

