全てでは無いけど一応は札幌雪まつりと旭川冬まつりを見た。12日も丸1日使えるので何処に行こうか?と考えた時、いろんな選択肢があって困った(^-^; 候補としては小樽の雪灯篭祭りか、まだ行ったことが無い網走と稚内。
小樽は何回か行っているので今回はパス。宗谷本線は悪天候の予報で名寄以北の普通列車は運休。リスクを考えるなら網走を選びたいところだけど、特急列車の空席が少ない…
で、選んだのはこの列車…特急「宗谷」で稚内に行ってみることにしました。特急でも片道3時間半かかるので、往復するだけでも1日がかりです。
今までの個人的な北限はラッセル車を撮りに行った和寒駅でした。その一つ手前にある塩狩駅の様子。ここは宗谷本線でも難所になっている塩狩峠の頂点にある駅で、列車交換が出来るようにポイント設備があるため保守要員が詰めています。
峠を降りると和寒駅があり、名寄盆地に入ります。この時の盆地内は天気が良いのですが積雪が多く…列車が吹き飛ばす雪の量が多いこと…
名寄駅に到着。ここまではJRの利用客も比較的多くて普通列車も走っていました。名寄付近は稲作の北限であり、陸自駐屯地のある最北地でもあります。
名寄駅を過ぎると人口希薄地帯になります。普通列車は1日3往復のみで…この日は全て運休です。特急列車は更に北を目指しますが雪雲が待ち構えていました。
音威子府天塩中川駅に停車。2号車のエンジン点検を行うとアナウンスがあり15分くらいの停車となりました。まさかここで運転打切りとか、稚内まで行っても帰り(特急「サロベツ4号」)は運休になる可能性があるかも?と不吉な予感が頭を過りました…。
ちなみに「北海道」という地名が命名されてから今年で150年だそうですが、その言葉の由来に音威子府が関わっています。
音威子府天塩中川駅のホームに撮り鉄さん達が数人。本来なら特急「宗谷」と除雪列車(ラッセル車)がこの駅ですれ違うハズなのですが…まだカメラを用意してるってことは遅れているのかな? 宗谷本線は単線なので列車交換設備のある駅以外ではすれ違うことが出来ませんから。(結局、ラッセル車とは4駅先にある雄信内駅ですれ違いました)
南稚内駅を過ぎると港が見える区間があります。港の向こうはオホーツク海…なんだけど、吹雪で何も見えない(T_T)
そして、やってきました稚内!
結局40分遅れで到着。すぐに折り返す旭川行きの「サロベツ4号」に乗るため、構内にある土産物屋でお弁当と飲み物を調達…屋外に出て一服…という余裕は無かった(^-^;
ホントは天塩中川駅か音威子府駅のどちらかで下車してラッセル車を撮ったら、1時間後に来る名寄行きの普通列車で戻る…という考えだったんですよ(^-^;;;; それが出来ないとなったので稚内までの状況偵察にしたのです。
まぁ、少しは観光もしてみたかったですが、次の列車は5時間後…天候が悪化すれば運休もある訳で、さすがにそこまで冒険する気は無かったです(^-^;
次回は帰路編です。