先日の横須賀サマーフェスタで艦艇公開で入艦しなかったのは、米海軍の艦艇公開に行くためだったが、それを簡単に割り切れたのは去年も「しらせ」が公開されていたから。
「しらせ」は海自艦の中では一般的な知名度は高いと思う…ただし、文部科学省で言うところの南極観測船としてだけど…
今年の4月に「しらせ」は南極から帰ってきた。極寒の氷海に耐えてきた艦体はキズだらけで痛々しかったけど、任務を終えての誇らしい帰港だったと思う(2017/4/16)
「しらせ」には去年の公開時に入艦している。その時の公開艦は他に「DD-110 たかなみ」「DD-116 てるづき」と新鋭の「DDH-183 いずも」と言うラインナップ(2016/8/6)
タラップの架かっているところが「しらせ」の第1甲板(2016/8/6)
ヘリポートのある01甲板。「しらせ」の艦体幅は約28mなので、大型フェリー(さんふらわあクラス)とほぼ同じ(2016/8/6)
艦内にある観測隊公室。ちなみ観測隊員はオーストラリアまでは飛行機移動し、そこから乗艦します(2016/8/6)
艦内にある神棚。祀ってあるのは富士山本宮浅間大社の浅間大神です(2016/8/6)
他の護衛艦でもお馴染みの理髪室(2016/8/6)
観測隊長用の公室(2016/8/6)
観測隊用の寝室。下士官室なみの設備ですね(2016/8/6)
艦橋のある05甲板の右舷側から見た「DD-110 たかなみ」と「DD-116 てるづき」(2016/8/6)
艦橋のある05甲板の左舷側から見た「DDH-183 いずも」(2016/8/6)
艦体の修理とお色直しを終えて、今年も母港で一般公開された「しらせ」
日本が敗戦直後には参加資格がないとまで言われた南極観測とは何か? なぜ多くの費用を使ってまで日本も過酷な環境の南極に向かうのか? なぜ海上保安庁ではなく海上自衛隊が関わるのか? この問いに答えられる一般の人は多くないと思う…自分もそうだけどネ(^-^;