千歳航空祭 その5 | type-hideのブログ

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自衛隊イベントをメインに、アチコチで見たこと、撮ってきた画像を綴ってみたいと思います…が、イベントが無いので今はFF14の世界を楽しんでます。

今回はB・I(ブルー・インパルス)がメインです。

 

お昼になると雲が切れて青空が見えるようになってきました。雲は多いけど少なくても水平系の曲技課目は出来るんじゃないか?思いました。

 

B・Iの列線前はいつも大勢の観客でいっぱい。自分が千歳でB・Iを見るのは久々で、いつもなら混雑を避けるためにB・Iを見ないで帰ってました(^-^;

 

B・Iの展示時間は13:40からですが、それは離陸開始の時間だからウォーク・ダウンや機体点検はもっと前から行う訳で、グランド・クルーがエプロンに現れたのは12:50過ぎ。

 

パイロット達が出てきたのは13:00頃。5番機の園田3佐(画像で背の高い方)はこのフライトがB・Iでのラストという事でした。どうりで取材カメラが追っていた訳だ。

 

機体点検も終わり、ウォークダウンの準備も始まります。この人差し指のサインは何の意味ですかねぇ?

 

グランド・クルーの敬礼を受けてランプアウトする745号機。

 

R/W18Rでスモーク・チェック。1~4号機までは編隊離陸を予定していたので滑走路上でフィンガー・チップの密集隊形をとっていました。直後に先頭の745号機が主脚ブレーキ故障で動けなくなり、機体間隔が狭いので後ろの2~4号機も離陸できなくなりました(バックできないし…)

 

4機編隊の後方に控えていた5・6号機は身動きできたので、機体をターンさせて誘導路を経由してR/W18Lに移動。2機だけで離陸しましたが千歳では民間機の離発着を止めてる間にB・Iを飛ばすスケジュール。トラブルがあったとは言えタイム・スケジュールは変更できないので、飛んでいられる時間は極僅かです。

 

2機だけで離陸なんて打ち合わせもなしで、いきなりフライトプラン変更とは思い切った判断したと思います。名目上は天候調査で離陸したそうですが、だからと言って自由に飛べる訳じゃないでしょう。なので、スモーク・オンで1パスして終わりです。

 

R/W18R上で立ち往生している4機編隊を横目にR/W18Lに降りる6号機。

 

ラスト・フライトを終えてエプロンに戻ってきた5番機の園田3佐。

 

航空機先導車の支援を受けてトーイングカーに牽引されて戻ってきた3・4番機。

 

トーイングカーに牽引される空自機は稀に見ることが出来ますが、航空機先導車に誘導されながらというのは珍事でしょうね。

 

機械的なトラブルがあって曲技飛行は出来なかったものの、時間制限がある条件で関係部署への連絡と調整を行ってソロ機を飛ばした判断は、航空自衛隊の組織として対応能力の高さを垣間見た気がします。そういう意味では良いものが見れたな…と

 

おわり