​50代からの歯列矯正


大人の歯列矯正をしようか
悩んでいる人に向けての体験談です


とりあえず、私が得た情報や知識と

実体験から得た意見を忘れないうちに

書いておくので、長くなります。




2022年の春〜
50代からインビザライン歯列矯正を始めました。
今は最終段階でまだマウスピース生活を送っています。

50代からの遅いスタートだったので
心配な事もたくさんあったけど
やって良かったと思っています。

私でも歯列矯正が出来るだろうか?と
歯医者さん探しを始める時にまず何をしたか?

ただやみくもに歯医者さんを探していました。
まずはネット検索から。

それでは何も分からない事に気づき

途中から

日本矯正歯科学会の認定医がいる歯医者さん
の中から探し始めました。

ワイヤーよりも
インビザライン矯正が希望でしたが

ワイヤーとインビザライン矯正の
どちらもやっている
歯医者さんを探しました。

なぜかと言うと、
もし、インビザラインでちゃんと動かなかったら
ワイヤーで仕上げてもらえる可能性もあるかなと
思ったからです。


まず学会の認定医がいる歯医者さんへ2件

認定医でない歯医者さんへ2件


4件に相談に行きました。


中には矯正の歯医者さんを探すために

10件くらい回っている人もいるようです。


4件相談した結果

結局1番最初に行った歯医者さんに決めました。


その先生は学会の会員ではあるけど

認定医ではありません。


ワイヤー矯正では表側と裏側の両方やっている先生で

インビザラインでは上の方のランクの先生でした。

ダイヤモンドとかプラチナとかランクがあります。


今の担当医に決めた理由は


・インビザラインの実際のビフォーアフターの

症例数をたくさん持っていた事と


・絶対に治ります!と言ってくれた事

(治療に絶対!はないと思ってるけど)


・先生の矯正治療計画と私の要望と一致した事


・誠実そうな人柄?


そんな理由からその先生に決めました。


結果


先生の事を信頼しきれない時もあったけど


ようやく最終段階まで来ています。




相談に回った歯医者さん4件で

先生の言う事は全員違いました。


抜歯するとかしないとか

上下の歯の正中が合う合わないとか


治療計画が全員違いました。


歯列矯正あるあるですが

歯医者選び難民となり

途方にくれてしまいました。


素人からすると、

矯正のゴールってひとつで

どの先生も同じ事を言ってくれる

と思っていたけどそれは間違いでした。


先生によって治療計画は全く違うし

最終的な仕上がりもすごく変わるようです。


だから、歯医者さん選びが1番大事

この頃が1番大変でした💦




でも、信頼できる先生かどうかなんて、

ホームページじゃ分からない


口コミも

悪いよりいい所に行った方がいいけど

その口コミも当てにならない


口コミはたいがい

良かった口コミもあれば

そこへ行った事を後悔している口コミもある


だから歯列矯正したいなぁと思ったら

1箇所だけの歯医者さんで決めるのではなく


調べて気になった歯医者さんに

セカンドオピニオンとしても

数件は相談しに行った方がいいと思います。


そこで歯医者さんの人柄も

だいたいは分かると思います。


相談無料でやってる歯医者さんもあるし

お金がかかる歯医者さんもあるけど


後悔のないようにちゃんと納得の上でやるために

いろいろ調べる。


そして近いからと理由では

決めない方がいいと思う。


近所にたまたまいい歯医者さんがあれば

1番いいですが。


相談した上で

歯列矯正やらない選択もありますびっくりマーク


歯列矯正ってやっぱりリスクもたくさんあります。

【リスク】

・歯根吸収

・歯の神経がダメになる可能性


・ブラックトライアングル


・親知らずや健康な歯を抜く

・歯と歯の間を削るディスキング


・歯への負担


 など


矯正後がゴールじゃなく


・(インビザラインの場合)
矯正にかかった倍の期間
リテーナーというマウスピースをつける。


・夜だけ一生リテーナーをつけた方がいい。
後戻りする可能性があり。

マウスピース生活はずーっと続きます。


歯医者さんはさらりと言いますが


『矯正は何才からでもできますよ〜』とか

『うちでは70才の人でもやってますよぉ〜』とか


やっぱりいろいろデメリットもあります。



歯列矯正について調べた事📝】


日本の法律では「矯正歯科」の看板は、歯科医師の免許を取得した人なら誰でも掲げることができてしまいます。 つまり専門教育を受けている受けていないは関係ありません。


だから歯医者さん選びは本当に難しいんです驚き


【矯正の学会】

公益社団法人 日本矯正歯科学会(JOS)


ダイヤオレンジ日本矯正歯科学会の指導医、認定医はこちらから

確認できます。

https://www.jos.gr.jp/roster


歯列矯正の歯医者選びに迷ったら

学会の認定医や指導医から選ぶのは

ひとつの参考になります。


学会に入っていなくても

実際の経験を積んでいる先生も

たくさんいると思いますが

素人がいい先生を見つけるって

なかなか難しいです。


認定医だからと言って、絶対安心!はないそうです。


学会ではワイヤー矯正が主流らしいけど


学会の認定医が常駐していて

インビザライン矯正

をやってる歯医者さんもあるし


ワイヤー矯正とインビザライン矯正を

途中で変更できる歯医者さんもある 


まず、やみくもに歯医者さんを探すより


自分が何を1番大切にしたいのか

譲れない条件を自分の中で明確にすると

歯医者探しは早いかもしれません。


例えば



・学会の認定医がいる


・症例数をたくさんこなしている経験値


・相談のしやすさ


・通いやすさ


・インビザラインとワイヤー矯正の両方選べる


・矯正以外に一般歯科もやってる


・矯正だけに特化してる

・自費も保険診療も両方やってる

・自費のみ


・費用

(私の歯医者さんでは矯正料金以外に、調整料として毎回¥5500-かかります)

・治療の時、マイクロスコープやラバーダムを使う(日本では使ってる所は少ないです)



などなど


自分にとって譲れない条件を明確にする


そして


私が実際にインビザラインを始めてから

知った事は


ダイヤオレンジインビザラインは再作製になる事も多く、

再作製のマウスピースが海外から届くまで、

3週間以上はかかります。


ちなみに私は4回再作製しました。

(シュミレーション通りに動かなかったので)


再作製期間は、

ずーっと同じマウスピースを使い続けるから

結構、変色します。


そこはワイヤー矯正にはない

デメリットかなと思います。

矯正期間が伸びますね。


ダイヤオレンジ早く終わりたかった私は

オーソパルスという

歯の動きを早める装置も追加したので

さらに高い追加料金がかかりました。


オーソパルスは毎日、口にくわえる装置で

上5分下5分計10分で完了します。


この加速装置を使うと

マウスピース交換日数も早まるので

早く終わる事ができるそうです。


そのオーソパルスに2回不具合が起きたけど

無料で交換してもらう事が出来たので


オーソパルスから

PBMヒーリングという物に変えてもらいました。




ダイヤオレンジそして私の歯医者さんでは


1日22時間装着

と言われまして驚き


1日20時間だと思って始めた私は

マウスピース付けたその日に知ってびっくりガーン


それから


ただマウスピースをはめるだけと思っていたけど

違いました。


ダイヤオレンジ歯にアタッチメントと呼ばれる突起物を付けるので、

歯の表面は凸凹しています。 

段階によって先生がアタッチメントの位置を変えます。


そしてさらに


ダイヤオレンジゴム掛けがあります。(必要ない人もいます)

ゴム掛けをするためのボタンを歯につけられます。


金属じゃないゴム掛けボタンもあるけど、

取れやすいので

取れにくい金属ボタンで付けてもらいました。


この金具が、口の中に当たって痛かったし、

慣れるまで大変でした。


ゴム掛けをやっていた時は

顔の筋肉が間延びしたような

ちょっと変な風に

変わっていたような気がします。


ダイヤオレンジ歯が結構揺れます。(笑)

ちょっとびっくりな事だったけど

歯ってそうやって動いていくんですね。


アタッチメント?ゴム掛け?

始める前に説明してぇ〜

って思った事がたくさんありましたので

今ここに書いておきます。


意外とそうゆう情報って載ってないですよね。



歯医者さんって

自分の中で当たり前で完結している事が多いので

説明書不足になってしまうのかなーと思いました。


歯科衛生士さんも毎回変わるので

忙しそうな先生に、あまり相談できない環境が

少しネックでした。


歯医者さんと患者さんのトラブルで1番多いのは

説明不足!コミュニケーション不足!

なんだそうです。



美容院でも

写真も見せたのに長さ全然ちゃうやん真顔

って思う事がたまにあるけど


歯医者さんにもなかなかうまく伝わってない事も

時々ありました。


その後は、Twitter(X)やら、YouTubeなんかで、

自分で情報を集めながら、だんだん矯正生活に

慣れていきました。




インビザライン矯正って結局どうなの?


初め2週間くらいは結構しんどくて

(私の場合、抜歯したその日から

マウスピースをはめてゴム掛けもしたので) 

スパルタ先生か


口の中、違和感だらけで

続けられるかどうか不安にもなりました。


でも50代でもちゃんと歯は動いていきました。


案外慣れてしまうもんですね。

今ではマウスピースしていない方が


ブルマ履いてない時みたいに違和感。

昭和の発言


人間って慣れる生き物なんだなと思いました。


デメリットを納得した上で、

50代からでも歯列矯正を始めるのは

私はありだと思います。

実際、増えてるそうです。


マスク生活のおかげで

人からあまり気づかれる事もなかったし

今も私はマスクしてる事が多いです。

感染予防ではなく、すっぴん隠し


もし既に歯を数本失ってしまっていたり

抜かなきないけない歯があるなら

インプラントにお金💰をかけるより


歯列矯正で抜けた歯の隙間をうめたり

残ってる親知らずを奥歯に使ったり

大人の歯列矯正のメリットになるかもしれません。

(それができる症例に当てはまったらですが)



まぁ、いろいろと書きましたが

(まだ本当はいろいろあるけど)


結局、最後は自己責任だから


セカンドオピニオンを聞きにいったり

メリットとデメリットを調べる事が大事です。


何が起きても自己責任

全部自分がやった事

自分の事は自分で守る


全てに対して

そうゆう思いが大事だなぁ〜って

深く思いながら50代を生きております。