伝説の先生です。
今日は、最近続いている、資産運用の中のコモディティ現物の話題から英国アンティークコイン展に行ってまいりました。
その時のことを記録します。
場所は鎌倉の英国アンティーク博物館BAN鎌倉といい
元々、ジョージア朝やヴィクトリア朝と言ったイギリスアンティークを飾っている博物館になります。
更に特集として、シャーロック・ホームズの部屋まで新しく入っているなかなか面白い博物館でした。
全体的なアンティーク食器などは他のブログでも探せば見つかるので今回は
コイン展で飾ってあったコイン達のご紹介をしておこうと思います。
通常は左のサイズのコインがメインですが、今回は特別展示でものすごく大きなサイズのものも展示してありました
アンティークコインはこういうサイズのものが普通です、で、この写真はレプリカですけども
こちらからが本物のコイン達ですね。
これもまさかのサイズ感です。あっぱれな巨大サイズですねぇ。
これは現在のイギリス王チャールズ3世の限定銀貨
王冠を被る前と後で統治者時代と後継者時代の違いがコインで表されています。
これももう、限定品なので手に入らないかな、、、
これこそまさしくアンティークコイン!500年位前のものが現存しているとは!
一体いくらくらいの価値があるのでしょうか?
こちらは最近のモダンコインエリザベス女王の生誕95周年の時のコインですね。
他にもこんなコインが並んでいました。
折角なので、現在のイギリスの王様 チャールズ3世と一緒に
お母さまの故・エリザベス女王のコインと共にパチリと撮影
こちらはホームズのミニチュアモデルハウスと共に
ちなみに、コインで王冠を被っている人がその時代の統治者です。
だから同じチャールズ3世でも王冠を被っていない限りまだイギリスの王様ではないんですね。この時は
でも、肖像画がエリザベス女王は右、チャールズ3世は左と左右に向きが逆になっているでしょう。
これは、先日、亡くなったエリザベス女王の前の16世紀に在位したエリザベス女王
エリザベス1世の時代からの風習と言われ、左、右、左、右と代々統治者が変わると次の時代の統治者の向きは逆になるのです。エリザベス1世は左から始めたので、現・英国王チャールズ3世は、奇数の代の王様ってことがわかります。だから、この時は、(まだ候補者なので)エリザベス2世(右向き)の逆ですね。
そんなわけで有名なダイアナ妃のコインはエリザベス女王と同じ右向きだけなんですよ。
それに、このロイヤルファミリーの伝説には面白い逸話があり、
エリザベス2世の父親が、先の世界大戦(第一次)の時代に出兵し、いざ!敵を見事倒して見せましょう。
と出陣したらすぐさま敵に見事討伐されてしまいましたとさ!
って世界を巻き込む、とんでもない事態が起こったのでした。
時に、エリザベス2世は年齢25歳、初めての子供が生まれたばかり、さて、父親が戦火で焼失した後残されたのは、この若き2人のファミリー、、、
時代は何を思ったか、一国の統治者に若干、28歳の女王を誕生させることになってしまったのでした。
そして、その時に抱えられていた赤ん坊が今の現・英国王チャールズ3世なのですね。
こんなことを知ると、写真の英国のコインに興味が沸いてくるのではないでしょうか?
資産運用の長期戦での間には、実はこんなドラマチックなストーリーも体験することになるのですよ。
インデックス投資をやり続ける期間には、単純に時が過ぎればいいというものでもないですね。
さてさて、次の時代はどうなることやら、、、
今回は、アンティークコイン展がメインでしたけれど、
ホームズgoodsや、ピーターラビット、バディントンgoodsもあり、お土産コーナーも充実していた
英国アンティーク博物館も楽しめますので、機会があれば行ってみるのも良いかと思います。