ウサギでも知ってる、新ニーサの使い方、個人で買ってる個別株が投資信託になぜ勝てないのか?って話 | ウサギと一緒に、ちょっと会社買ってくる!伝説の先生のブログ

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気になったことを徒然なるままに書きます。


伝説の先生です。

今日は、普通の人が全世界インデックスの投資信託に自分で作った個別株のオリジナルポートフォリオで何故、勝てないのか?
について、ちょっと書きます。

理由、
1・オリジナルポートフォリオの弱点は、人力の操作だから
  全世界インデックスは人工知能で銘柄の入れ替えを24時間オートパイロットでやってくれます。
  そもそも、株式に投資をすることでお金を儲けたいのであれば、個別株の集中投資でも良いはずなのですが、
  株式相場がどんな状況になるかがわからないためいくつかの銘柄を手に入れてなるべく安全に資産を守っていこうという無難な考え方がポートフォリオなのです。
  ただ、その考え方にも問題があり、個別株だと人力で銘柄を売買して整えなければならないと言ったアナログな問題が生じます。
  単純に考えればそんなことは自力でできるので簡単なことだと思いそうですが、それこそ簡単には問屋がおろさない。
  個人投資家が売買の回数を重ねれば重ねるほど、負ける確率まで自ら高くしているという事に気がついていないのが問題なのです。
  個別株を買う個人投資家は決算書の内容を読んで売買を繰り返しますが、決算内容が悪ければ絶対売却しなければなりません、
  また、買った瞬間に損が出た場合も逃げておくなどの損切りルールに縛られたりもします。
  例えば、1回大勝ちできたとしても、今後は何回か続けて負けるかもしれない、そうなってしまった場合
  結局、運用損失額+売買手数料が重なって、まさに、何にもしなかった全世界インデックスのパフォーマンスに徐々に徐々に自滅して負けていくのです。
  株式の銘柄売買のテクニックで人間が、もうインデックスを超えられることはほぼないといった方が良いでしょう。
  むしろ、インデックスの中で銘柄売買を任せるに限るのです。そうすることで、人工的なミスを減らし、お金も運用中のシステム利用料だけで経費の支払いをする方が無難になります。

2・オリジナルポートフォリオは同じ属性の企業を入れがちだから
  どうしても人間の心理として、個別株でポートフォリオを組むと、すでに価格が高くなっている銘柄の種類を入れたくなるもの
  しかしながら、本当は、勝っている銘柄と負けている銘柄を入れておかなければ結局安定した運用ができなくなるため
  全体のバランスは良くて全世界インデックスを買っているのと変わらなくなっていきます。
  どうしても人工的に作られたオリジナルポートフォリオは銘柄選定に先入観が入るのでセクター別インデックスに近くなり  全世界インデックスよりもバランスが欠けたポートフォリオになってしまいがちです。
  例え、1度、1社うまく売り抜けたとしても、ポートフォリオ全体では数社買っているはずなので、残りの会社が損失をだす確率を高めるだけかもしれません。
  ついでに、売り抜けた後のキャッシュポジションも次の必ず勝てる会社に即座に乗り換えることが果たして個人投資家が本当に続けられるのか?と言った疑問も浮かんできます。

こういうことがわかっているから

  お金持ちほど、インデックスを一気に大量に買ったら2度と手放さない
  
  ・お金がない人ほど、インデックスをこまめに少額で買い付け、投資元本の積み立て期間をとったり、その都度、個別株の売買を繰り返したくなる

日本人は金融リテラシーがないとはよく言われますが、新ニーサでは、お金持ちのやり方を使うべきです。
お金がないなら、IDECOでお金がない人用の使い方を長い期間続けることが必要になってくるのです。
折角24年から新ニーサが始まってくるのに、IDECOと新ニーサを一緒に使って
積立はIDECOでインデックスを仕方がないからドルコスト平均法を使って継続、
新ニーサは、一括投資用にお金をたっぷり貯金して、暴落したときに成長投資枠で一気にたっぷり買い込むことの方が利口というものでしょう。
インデックスを長期間運用することで配当をたっぷり何度ももらい続けるためにも、ワザワザ、自分でメンタルが危険になるほど株式市場に大事なお金を危ない状態でずっとさらしておく必要性がありません。
まとまったお金がある程度あるのなら、心が折れない程度に一気にインデックスに投資をして、長く長く長く長く持ち続けることが大事です。

証券会社の人々はあれやこれやと新商品を親切丁寧に紹介してくれますが、それは複利のパワーが効いてあなたのお金持ちになる可能性があるインデックスを売らせるための罠です。
新しいものに乗り換えることもせず、ただひたすらに1日でも早く大量に買ったインデックスを長く長く長く長く持っていればいいんです。
運用はインデックスの中でやってくれてますから!!!
ポイントはインデックスの中で長期運用なんだよ。