大相撲 台風の目 大の里 | MMA宇都宮の格闘日記

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さて、話題は大相撲に変わるが、今場所も早くも荒れ気味の場所となっている。
横綱は初日敗れて早くも休場、そして手負いの貴景勝も早々と休場してしまった。
この二人、残念ながらもはや元気な頃の活躍は望めない状況だ。
横綱はともかく貴景勝はまだ20代。
首という箇所は相撲にとって致命的な怪我の箇所の一つだ。
志半ばで挫折せざるを得ない状況はさぞかし無念だろう。
 そして霧島も休場となった。
かれも先場所首を痛め、今場所も治りきらないようだ。
但しカド番大関であり、大関陥落という事になりそうだ。
来場所10勝すれば復帰できるが、かなり厳しい状況だ。
ここ数年大関に昇進するとその後パッとしない状況が続いている。
大関になる際に全盛期を迎えてしまい、その後は落ちていく・・・・・・。
そんなふうに思えてならない。
勿論大関昇進は茨の道だ。
何せ3場所で32~33勝しなければならない。
チャンスはそう何度もやってこない。
もし怪我をしていたとしても無理をしてでも出場する。
大関昇進後に怪我をする力士達を見ているとそんな気がするな。

 さて、今回の話は大の里である。
彼の今場所の活躍は素晴らしいものがある。
小結という新三役の立場になり、今場所はいきなり上位陣と対戦するのだ。
手負いとはいえ1横綱、2大関を破って勢いに乗っている。
身長も高く、体重もある。
前にでるパワーは凄まじい。
押し相撲の力士達もパワーで圧倒してしまう。
そして右を差したら強みを発揮する。
脇をさしても下手を取ってもそれは同様に強みを発揮する。
先日の琴櫻戦では大の里が右の下手、琴櫻が左の上手を取ったが大の里が競り勝った。
左手を使うことなく速攻で琴櫻を土俵の外に押し出した(決まり手はよりきり)。
 さて、今日からは番付としては格下の力士との対戦が続く。
ここで取りこぼしをしなければこのまま突っ走るような予感がしてきた。
右手一本でのよりきりや四つ相撲になった時などどうなるのか?等の疑問は残るが、あのパワーを止められる下位力士が果たしているのだろうか?
注目したい。