ローパーケンゾー プールオム 感想 l'eau per Kenzo pour homme

物凄くバランスのとれた一品。間違いなくオススメ!



目の覚めるようなフレッシュなユズが一瞬香りますが、
すぐにロータスリーフのみずみずしいフローラルが出始めます。

ミントが重要なアクセントになっていますが、
まるで一滴の水玉のようにとてもきれいに香ります。

高校の頃は、この香りのあまりの美しさに惚れましたね。
勝負の日は間違いなくこれでしたよ(笑)

誰にでもオススメできます。

よく似た香りに、キャロライナヘレラの212があります。
読み方はツーワンツーです。
212の方がよりシトラスが少なくムスク香が強いです。
ちなみにその路線を突き詰めると、シャネルのエゴイストプラチナムになります。

一度ボトルデザインが変更されているんですよ。前はネイビーに近い青で、私の大好きな色です。
この色大好きだったのに…
ポール スミス ストーリー 感想 Paul Smith Story

ポールスミスのフレッシュな一品。

といってもこれは若い子向けではなく、
どちらかといえば20~30代くらいからが似合う世代。



正直、ありがちなシトラスウッディといった感じ。

というか、薄いんですよ。
ポールスミスの香水自体は結構私自身ひかれることもありますが、
実際つけてみると、驚くほど香りが飛ぶのが早い。

やはり初代の「ポールスミス」が一番良かったかな…
ちなみに売上、下がっています。そんなに量産していない。
もしかしたら数年後は絶版の可能性もあります。
気に入ったら買っておきましょう。
Escada sunset heat for men エスカーダ サンセットヒート フォーメン感想

毎年限定版を出すエスカーダの、初の男性用。
正直、書こうか迷った。
おもちゃみたいな香りだから。




エスカーダは香料一覧に、オリジナルの香料名をつけるんですよ。
パシフィックアンバーとか。なかなか面白いですよ。

結構強めのシトラスからラベンダー、そしてムスクという普通の変化。
メロンっぽいのですがCalonが混じってるかもね。
この手のはかなり多いから。

ガキっぽい、そう思われそうな一品。
全くオススメはしない。

Tokyo by KENZO感想。

ケンゾーさんの久々の新作。
これは超おすすめ!

10年以上前からケンゾーの香水は、どこかしらツボをつくような、
「この値段でここまでできるのか」という素晴らしい香りを送り出してくるなぁと思う。





ドライなレモンから始まり、
すぐにピンクペッパーやマテ茶などのグリーンとペッパーのすっきりとした印象に。
で、ナツメグやクローブというほのかな甘さに。

最後まで甘くしたり重くしてみたりしていないところが秀逸。
これはおすすめ。
クローブなんかはバニラあたりと混ぜるとおいしそうになるような万能香料。

香水の販売員に思うこと。

もうちょっと勉強して欲しい。
工夫して欲しい。

これは百貨店だろうが、一般の小売店の香水コーナーのお姉さんだろうが同じ。
トップが売り場を見ていないから、香水業界の潜在的なニーズを捉えているところが皆無だと言って良い。

香水なんて商品は、とっくにマスマーケティングが通用する時代は終わってるのに…
商社もメーカーも百貨店のやり方を聞いていると、甘ったるい売り場作りしかしていないなと感じるわけです。
末端の販売員がトップに売り場の生の声を届けていないし、トップもそれを重視していない。
古臭いやり方でやってんなぁと思う。

極端な話をすれば、若い子でシャネルの5番ってどんな香りだろう?と知りたがる男の子もいるわけですよ。
百貨店であんな敷居の高そうな売り場にしか置いていないから「近づきづらいんですよね…」と嘆く男の子も回りに数人います。
そういう売り場にしか置いていないという事実に満足するような金持ちのおばさんの声にしか耳を傾けてないうちは、
そういうニーズは拾えないわけです。

また販売員ひとつとっても、香水の知識が云々というよりは、
そもそも販売のプロとして売り場に立っていた私のような立場からすると
香水の販売員は全体的にプロとしてのレベルがそもそも低い。

まず自分の店舗で扱う商品の知識に乏しいのは問題外。

そして香りを抽象的にも具体的にも表現する力に乏しいのも
販売員としては大きな問題。

例えばジバンシィのウルトラマリンを、どの店員も「さわやかな香り」などとしか客に伝えられない。
もっと他に言いようがあるだろうと。
自分なりの表現ができないのなら、逆にたくさんの客にどう思うか聞いてみるとか。


また、稀にその香水に使用している香料をきかれる事もある。
例えばサンダルウッドが好きだからサンダルウッドをフィーチャーした香りを探す人もいる。
フィグ、ベチバーあたりは精油の価格が高かったりそもそも精油がなかったりするから、
いっそ香水で探そうというニーズがある。
こんな事はちょっと調べればわかることだ。
マニアックな人では調香師を聞いてきたりもする(笑)

特に百貨店に来るお客さんなんかはよく勉強してる人がいる。
ある程度香水に詳しい人はそう簡単に普通の香水には見向きもしないわけで。
そういうお客さんの方が販売員より断然詳しかったりする。

例えばそういう客を接客する時には、「このウルトラマリンはさわやかな香りで~」などと語るのではなく、
「これってさわやかな香りって言われてますけど、正直私はそうは思わないんですよ。というのも…」
と自分なりの意見や批評を織り交ぜてみるといった工夫があるほうが、そういうプチ玄人相手には評価が高い。
客だって正直店員のレベルの低さには辟易している人は実は多い。

百貨店でも全然勉強していないのがわかるし、下手すると「すみません、まだ新卒なもので…」とか言って来るから驚きだ。
とりあえずその売り場での購買意欲はゼロに近づく。
これは新卒が悪いのではなく、きちんと研修していない会社側にもちろん責任がある。
新人だって別に覚える項目なんてたかだか数百程度なんだから甘え以外の何もでもないけどね。

彼らがもう少し勉強と工夫を重ねればもっと面白くなるはず。

ブルガリアクア 感想 Bvlgari Aqva

水のイメージこだわるブルガリ。

深い海のような…とどこの店の販売員も口を揃えるのは、そのイメージとぴったり同じ香りだからでしょう。
深い海の底から水面を見上げてるような静けさがあります。

ほんのり香る瓜っぽさがさらにそのイメージを後押しします。
ブルガリがこういう新しい感覚の香りを展開してきたのが意外。

ブルガリプールオムノワールとか凄く商業的でつまらなかったのですが、安心しましたよ。
ただし値段相応で、やはり香りはすぐに普通のオゾンぽい形にかわります。
マークジェイコブスメン 感想 Marc Jacobs Man

フィグ系の重たさ

イチジクをメインに据えたメンズ用。
相当重たい香りです。
動きが感じられない。若い子にはまず無理です。
フィグ系が好きな私ですが、これは個人的にも好きではない。

一番の問題は、重たい好調とはうらはらに香りの飛びが早い事ですね。
フィグ系はメジャーどころではエルメス地中海の庭、フェラガモプールオムあたりが有名ですが、
その辺と比較してもどっしり構えた香りです。

大人だけが使える香りです。
いま展開しているマークジェイコブスの若々しいブランドイメージと合いませんけど…。
ヴィトン名義で出さなかったのですね。


ロマンス メン 感想 Romance Man by Ralph Lauren

香水業界の中でも輝かしい業績を残す一品。

1999年発表2000年度 FiFi賞 全米男性部門 受賞
2000年度 FiFi賞 男性用国内広告賞受賞 受賞

となっており、2年連続で香水のアカデミー賞であるFifi賞を受賞する作品事態がめったにないため、
今ではラルフローレンの香水の中でも伝説化しつつあります。

おかげで今では実に普通のシトラスウッディなものの、
発売当時から数年間は模倣品というか、シトラスからウッディへと似たような香調をとげる作品が増えました。
色々と参考にされた作品です。

シトラスから始まりますが、ラストのオークモスあたりが、許容年齢を引き上げます。
若い子より社会人につけて欲しい。

ベタですが、大人のデートに最適ですね。

ま、先に述べたとおり今でこそ普通ですが、発売当時はかなり新しかったのです。
モダンなよく整った良い香りですよ。
まだ当時は日本ではウルトラマリン、サムライ、トミー、CK-ONE、ジャンヌアルテスあたりが幅を聞かせていましたが、
このロマンスメンはそのどれにも近くない香りでした。
クロエ オードパルファム 感想 by Chloe

トワレよりパルファムを買いたい

とてもいい香りなのですが、女性に凄く流行ってます。
街中で遭遇する率が高いですね。
甘さのないローズといった印象。このドライさが新しいですね。

イメージは「できるお姉さん」「スーツが似合う女性」。

流行りようがものすごくて、入手はしづらいですよ。
まず発売から数ヶ月は売り切れが多かった記憶があります。
小売店にも規制がかかっていました。雑誌ではたくさん見ましたが。

今でこそ小売にも卸され、値下げもある程度は始まっています。
ただし、クロエというブランド力と売上の高さでペースは遅いですね。

未だに少量しか仕入れができないため、他店より値下げをした途端に売り切れます。

百貨店の店員さんと話していると、「男性がご自分用に買って行かれます」と聞きますが、それは危険ですよ。
男性が女性用の香水を使用するのはよくある話です。私もよく使います。

でもこの作品みたいに女性に流行し、女性のイメージが完全に覆せなくなった香りを男性が使用すると違和感が生じかねないですよ。
さっきまで女といたのね…みたいな印象をもたれたりね。
男性は気をつけましょう。笑

調香はAmandine Marieとミシェルアルメラック。
後者は超有名な調香師ですのでわかるのですが、前者は知りません…
調香界でこれをきっかけに有名になりそうな予感。てか既に有名なのかも(汗)
Lelabo(ルラボ) OUD27(ウード27) 感想





上品な獣臭



最初に言っておきますと、半端なく強烈な匂いです。

もう「汗」でいいくらいの獣臭。

持続力は普通で、早い段階でウッディに変わります。



雑誌オーシャンズのフレグランス大賞でベストミステリアス賞という賞を受賞していた一品です。

そりゃこれを上回るミステリアスぶりを発揮したものなんてないよといいたくなるほど、獣臭が凄い。



汗と獣臭と少しのウッディが強烈に混じり合ったような匂い。

売れないでしょうこれは。

ただコアなファンがつきますね。

既に数名、私の周りではコアなファンになっちゃった方がいます。

で、私も実はそのコアないちファンになっていたりします(笑)。



これを初対面で愛せる人は、よほど香水や色んな臭いに慣れてる人ですね。

ルラボの他のは香りが弱くて特に買おうとは思いません。

でも私はウードは即買いでしたよ。



意外と、肌に乗せるとまともなウッディに変わります。

個人的にはベッドシーンで使いたい香水ナンバーワンですね。相手の反応がどうなるのかわからなくて怖いですが。笑

参考:Le Labo(ルラボ) 「Oud27(ウード27)」