まずはじめに。

番組作成関係者の方は読まれないことをおすすめします。
これは、バドミントンのファンの一人が書いている感想で過ぎません。一般的にそういう風に見えているという意味ではなく、たった一人のファンが勝手に思っている話です。
番組の制作者の方 またアナウンサーの方々には バドミントン解説者の方々に、その持てるところを十二分に発揮していただけるような番組作りをお願いします。m(_ _)m
 
では。マレーシアマスターズを見ながら…。
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遅ればせながら。
 
日本代表選手の皆さん 、スディルマンカップ3位入賞おめでとうございます!
手裏剣 ポーズ 、楽しいアイデア!見るたびに こちらも笑っちゃいました。(*^_^*) バドミントン観戦の良きチャームポイントになりました。
今回の大会中、見ていてとても楽しかったです。
 
 
 正直ちょっと悔しい内容でした 。もう少しで決勝へ行けるチャンスもありましたし 、もしかしたら 優勝できるチャンスもあったのかもしれません 。しかしながら これはこれで自分たちの実力ということにやはりなるのでしょうか。きっとこれを、次へ繋げていくぞ と心に誓われていることと思います。
 
 
さて試合を見た感想です。何度も書きますが、あくまで バドミントンをちょっとかじったファンの一人の感想です。ので、 専門家ではありません。そこをご了承いただければと思います。
 
 
日本代表選手たちの活躍は、素晴らしかったです。まさに手に汗握る熱戦の連続でした。ほとんどの出場選手は代表選手になってから数年経っていますが、今回は 山下 篠谷ペア や 川上サエナ選手の活躍が素晴らしかったと思います。
(その話は他の方にお任せしてm(_ _)m)
また、今回の試合順は、第3試合が 女子シングル 第5試合が 女子ダブルスという順番で、それが特徴的でしたね。
第5試合が難しいのは明らかですが 、第3試合も 2-0 、1-1、0-2のいずれにしても プレッシャーのかかる位置でそ、れを任された山口選手も大変だったろうなと思います。
フクヒロペアも大変でしたね。(;^ω^)
 
 
 
今回の大会全体の感想としては、バドミントン という競技はまた進化したなと思いました。
とくに、ヨーロッパやインドの選手はやはり成長目覚ましいものがありました。これまで強化がしっかり発揮されているんだと思います。
 
やはり、クロス方向のショットを良いタイミングでミスせずに使い、チャンスにつなげる選手が明らかに増えてる気がしました。ダブルスもシングルスも両方です。
これができる選手がいる国はチーム全体のバド力が高いです。選手同士が技術を学び合っているからでしょう。
また、それをどれだけできるかが、トップランカーに名を連ねるかどうかの、一つの鍵になってきている気さえします。
 
また、もう一つ。
特に目立ったところは ダブルス3種目。(というか ダブルスのことを中心についつい見てしまうのですけども。)
 
ヨーロッパの選手は長身を活かして スマッシュしてくるというのはもちろん 決め球になっています。が、レシーブで返ってきた一本をあわよくばそのまま決定打にという パターンが非常に増えています。 今まではそれをしようとしても対応が追いつかなかったりミスが多かったりだったのですが、恐ろしいほどの瞬間的な反応力でバシバシ 打ち止めてくるという場面をたくさん見ました。場合によっては相手の返球が始まる前に すでに 打ち返すモーションに入っているようにさえ見えました。反射的にからだが動いて打っているということでしょうか。偶然、当たったかのようですが、これは よほどの練習をしたおかげであそこまで 打ち返せてるんだろうな 、この作戦にかなりの重点を置いたんだろうな と感じました。
それがあったからこそ、日本の各種 ダブルスで得点を取るのが難しくなり苦戦したという印象です。
また おそらく 中国も韓国もこれに気づいていて同じようにこの手法を取り入れたり または対策を打ったりしているように感じました。日本はそれに対して 出遅れている印象が強かったです。ので、3位に食い込めても、まったくうかうかしていられないという気さえさせるものでした。
 
 
CS の放送を見ていましたが、解説者の方の話ではダブルスではやはり トップアンドバッグに対して隙を狙われているという話が印象的でした。
前後入れ替わりたいというタイミングや、いわゆるつなぎ 玉などが必ずでてくることを利用して、それが出た途端すかさず狙いすまして 押し込んで、そこから得点に繋げるという場面が多く見られていたらしいです。
トップアンドバッグのよく知られた弱点で あり、そこを利用するというやり方は昔からあったんだと思いますが、確実に、そこを逃さずに、得点のきっかけにするというのが 各ペアの強みになったと思います。
確実にポイントに繋がれることが多かったので試合を見ていてかなり ヒヤヒヤ させられる内容で、得点も 1点を争う 試合が多かったのがとても強く印象に残りました。
ゲームカウントや試合の勝敗を見れば日本側が勝っていたものの中身はかなり ギリギリの内容になっていた。それがその1つには トップ&バッグの弱点をつかれたというのが最大の理由だったのではと思います。
 
 
で、早速ですが。
ド素人だからこその疑問なのですが。
トップアンドバッグの前後が入れ替わったままの態勢を活かせないのかなと 単純に思ってしまいました。トップ&バックを使いたいがゆえの一瞬の隙を相手は狙い待ち構えている。
……ならば。
こちらはトップアンドバッグに別に極端に拘ってるワケじゃありませんから、何なら逆位置でも全然行けますけどナニか? という状態だったら、さて それってどうなのでしょう?
例えば 渡辺 東野ペアで、女性の東野選手が後ろに下げられて、渡辺選手がもし前に入っている時、本来なら逆の位置です。が、東野選手のショットも相手を崩したりしっかり得点につながることも多いですし、そこに、ジャンプ力のある 渡辺選手が前衛で甘い球を捕まえられるという威圧感を相手に与えられますよね。かなり効果があるのではないでしょうか。
確かに男性の強いスマッシュが最強の攻撃ですが、相手の意表を突くという 攻撃もバドミントンにはあるわけで。相手の裏をかくことで ポイントチャンスにつなげていけたり…は、そんなに甘くないでしょうか。
実際に、その形でポイントを取る場面が複数あって、それをもっと 相手に印象付けていければチャンスはたくさん生まれたのではないかと思いました。
他の3種目のそれぞれのペアも同じことが言えると思います。逆位置でもいけるのは、相手の作戦をはぐらかせるかもしれません。
ただし。今までとは逆でも行けるとか、新しいパターンを採り入れるとなると、それまでのやり方がごちゃごちゃごちゃになって混乱が起きてしまうでしょうね。普段からの準備と切磋琢磨が必要なんだろうなと思います。
いろんなパターンを作って修練していく、また、新しいことにチャレンジしながらも、そのリスクを最小限にするべく切磋琢磨することが、今後のバドミントンの技術向上となるということですかね。
 
 
ちなみに、他国の注目選手としては、男子はビジット サルーン選手、女子はチョン ナヨン 選手。
日本の選手たちの前に新たな 壁となってくる…来ている…すでに来ていると思います。
それと、気になっていたのですが、中国の女子ダブルス、チェンチンチェン選手と ジ アイフォン選手のペア。
前衛専門だったチェン選手が、後衛をする時間が長くなり、しかもスマッシュが予想外に重くなった。それをきっかけにこのペアがより強くなったように思っています。
それこそ、ちょうどさっきの話で前衛後衛にこだわらない体制をとるようになったことで、このペアがより強くなったように感じています。
その絶対的王者も、チョンナヨン選手たちによっていかに崩されるのかが 、これからの 女子ダブルスの見所の一つになりそうです。
 
 
 
 
今回のスディルマンカップは、最終的にはまたも中国の優勝でした。それまでの韓国の勢いを見ていて、このまま行けば 韓国が優勝かと思っていましたので、ちょっと予想外でした 。出場選手のオーダーが違っていれば 韓国が勝つ可能性もあったと思います。
それにしても中国も韓国も、日本だけには負けたくないというような気持ちが体中からにじみ出ているような気がしますね。 他の国との対戦とは、どことなく力の入れ方が違うというか。なんとしても 国として負けたくない、そんな強固な敵対心をすごく感じます。 
日本はそれを本当のバドミントンの実力で越えていくしかない!
次の優勝は、日本チームだ!
 
 
追伸
 
BS の J SPORTS では 佐々木翔さんの解説もありました。シングルスのことはよくわからないので、じっくり聞きたいです。
そして、
藤井瑞希さんの解説が聞けて嬉しいです!
じゃんじゃん喋ってください!\(^o^)/
 
 
ジャパンオープンのチケットとともに思い馳せつつ…。。。