保木・小林ペア優勝おめでとうございます!

志田・松山ペア、ワタガシペア、準優勝おめでとうございます!

山口茜選手、大健闘でした!

桃田賢斗選手、最後まで勇姿を見せてくれました!

皆さん本当にお疲れ様でした!


今回の大会は、本当に、皆さんの頑張りが凄かったなと思います。

連戦続きでそれをここまでやり続けられたということだけでも凄いのに、

優勝や準優勝という結果まで残すなんて、

とても信じられないくらいすごいなと思います。

最後まで頑張った姿を見せていただいた皆さんに大きな拍手を送りたいです!



特に試合について少し語ると、

保木小林ペアは、以前までとはまた全く違った形をこの連戦の中で見せていただいたと思います。

進化といえばいいのでしょうか?

覚醒と言ったらいいのでしょうか?

こんな試合を見たことが本当これまでなかったなぁと思いましたし、目が釘付けになりました。

素晴らしかったです!

あのランキング1位であるギデオンスカムルジョの二人を、

あそこまで追い詰めて本気にさせて、

それで勝ちきったというところが本当にすごい試合だったなと思います。

志田松山ペアについてはもう少しでしたね。

やっぱり前日戦ってるかどうかというのも一つ大きな要因だったと思いますし、

これまでまだ勝ってないという意識も、少し悪い方に影響したのかもしれません。

でも今度勝ったら絶対勝つと思います!

きっと負けないのではないのでしょうか!

それを信じて、次回絶対に対戦があると思うので、頑張って欲しいです!

山口茜ちゃんはもう少しというところでした。

これもまた前日までの試合のしんどさが影響した可能性が高いです。

でも、あの身長差がありながらもそこまで戦い抜いているということが、

本当にそんなことできるんだなーっていうのがいつも見ていて、

何だろう…奇跡を見せてもらってるような気がして、

いつも感動します。

あんまり頑張りすぎないでねって、それだけを願ってます。

桃田賢斗選手、腰痛がとても心配です。

本当に連戦続きで、しかも先頭を切ってばかりで戦っているのですから。

無理をしないで欲しいです。

ゆっくり静養していただきたいです。



次は、世界バドミントン。

頑張れ!

でも、無理しすぎないで!

…そんな相反する気持ちで応援しています!笑










ギデオンスカムルジョも好きなので。
ギリギリのショットを取って側転するギデオン。

早いショットも無理な姿勢で取ってしまうスカムルジョ。


おまけ。笑





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この機会に、一つ気になったことを。

山口選手と桃田賢斗選手の戦績について。

ちょうど二人の勝敗などがちょうど同じで、また他の方とは別になるということ。

言ってみれば、桃田賢斗選手と山口選手の成績が近いものがあるんですよね。

どちらかが負けると一緒に負ける、どちらかが勝つと一緒に勝つ。

それと当時に、他の人が勝ったり負けたりっていうのが反転してる、という結果が、ずっと続いてます。

それは男女違うと言ってもシングルとして同じ競技だからというところがリンクする要因なのかもしれません。

ちょうど一緒になるという事で、さらに気になるのが、腰痛です。

山口茜選手も少し前まで腰痛を訴えていて、最近やっと調子を戻したところです。

腰痛の原因について、試合を観戦していて思ったのは、おそらくダイビングキャッチだったのではないかと思います。

山口選手は以前に、ここぞという時にダイビングキャッチをするという話をされていました。

それが彼女の必殺技でもあったのですが、

最近はそれをやめているんですよね。

それ以後から、少しずつ腰痛から回復されてきたのではないかと思われます。

桃田賢斗選手も、最近は、アタック力が強い相手ばかり試合するようになって、

どうしても無理な姿勢でキャッチせざるを得ない。

ギリギリのショットをいっぱい受けざるを得ない、それを返さざるを得ない。

そのために、ダイビングキャッチのようなことを多用しているのが見られます。

そのせいで腰を打ってる可能性がありますよね。そこがとても気になっていたんです。

桃田賢斗選手の場合も、最近、腰痛が始まったのであれば、山口茜選手と同様で、やはりそこが原因なのではないでしょうか。

ギリギリのショットでダイビングキャッチをするということを繰り返したがために腰痛が始まった。

もしそうならば、そこをこれからは何かしら対処していかざるを得ないのではないかと推測します。

この前提があっていると仮定してですが、

まず、静養して腰痛を治すことが先決。

それと同時に厳しいショットに対してどのような対処をしていくのか?

どのように取るのか? または取らない選択をするのか? 打たせない選択をするのか? 自分が打っていく選択をするのか?…

そのような対策をこれからしていかないといけないのだろうなあと思います。

これまで百戦錬磨だった桃田賢斗選手にとってもこの対策は非常に難しいだろうなと思います。

でも何か生み出していかないといけないのかもしれません。

いや、もしかしたら、これまでの経験の中に、その答えやヒントがあるのかもしれません。



もし、この文章を若い選手たちが、これから先の将来のある子供たちが読んでいるのでしたら、

ダイビングキャッチや無理なラリーや練習をする時に、

体に負担をかける可能性があったり、トラブルを体に抱える可能性があるというのを、

十分に知っておく必要があるのかもしれません。

無理をした後で、体に何かトラブルが出て、

その後の試合や選手生命にさえ関わる可能性があります。

バドミントンには、他のことに気を取られて見逃してしまうようなような危険が潜んでいるのだと思います。

バドミントンが3大過酷スポーツの一つと呼ばれることを、軽々しく考えない方がいいのかもしれません。


もし指導者やコーチの方が、この文章を読んでいらっしゃいましたら、

意外な危険が潜んでいるということについて、どのように対処するか、どのような競技姿勢で臨むべきかというのを、

今一度考えて指導に生かすことが求められると思います。

日本人には頑張りすぎるところがありますし、それを美徳とするところもありますから、

他のスポーツでもきっといわれているはずですが、

日本人のそれはもしかしたら大きな落とし穴なのかもしれません。



蛇足ながら、そんなことを考えた大会でした。