デンマークオープン2020の試合を振り返っています。




女子ダブルスの決勝戦は、予想通り、
ファン待望の日本人対決!
フクヒロペアこと福島廣田ペアと、
ナガマツペアこと永原松本ペア。

最近の戦績はナガマツペアが優勢。




試合の解説は、高橋礼華さんと藤井瑞希さんのメダリストコンビ。
これまたファン待望でしたね。


試合の注目ポイントとしては盛んに話に出たのが、
フクヒロペアの廣田さんと、
ナガマツペアの松本さん。

廣田さんは今回非常にミスが少なかったので、
打たせないようにとナガマツペアが苦戦していました。

松本選手は前衛での仕事がかなり決まっていました。
しかし少しミスも目立っていたのが指摘されていましたね。
前半硬い印象でそこも言われてました。
ナガマツペアが試合始めのうち、
なかなか調子が出ないというのは、
よく見るような印象です。


松本選手の高さがある前衛。
なかなか後ろへ抜けない。

永原選手のネット前。
難しい姿勢になりながらもうまく打ち返している。

松本選手のクロスショット。
手首だけできっちりコントロールして、
一瞬で飛んでいくのがすごいですよね。
(これを真似できたら多用するだろうな。
でもそればっかりも怒られる。笑)

福島選手のネットイン。
何回か成功していました。
羽の方から乗り上げて入る。

福島選手のギリギリのリターン。
廣田選手のフェイント。


3ゲームに及ぶいい試合でした。


フクヒロペアのレシーブ力には、
もうすでに、定評があると思います。
特に、この廣田選手のしているような、
サイドから打ちながらも、
強くて鋭くてすぐに落ちながら突き刺さっていく、
ドライブレシーブ。
それが特徴ではないでしょうか。
受ける側に回ってしまうだけでなく、
攻撃を攻撃で返すって感じかな。

このゲームでは両ペアともお互いに、
前衛に早く入りしっかり仕事をするということに、
非常に力を入れている印象でした。
もちろん前衛一辺倒という意味ではなく、
前衛に来るチャンスボールを逃さないという姿勢は、
素人目にもよく分かる気がしました。