だいぶ古い番組の話ですみません。
野村克也さんの著作本が、
NHK のスポーツニュース番組で紹介されていました。
野村克也さんが指導した選手たちは、
後に、多くの球団の監督になっている。
己を知ることを大切にしていました。
工夫を凝らして行くと、
自分がどんなタイプの選手なのか分かってきます。
個性は十人十色です。
自らのタイプを認識することによって、
進む方向が決まって行くのです。
宮本慎也さんの話。
入ってすぐ、ミーティングを聞いた時、
想像としては、
研究するのは相手というのが普通ですよね。
しっかり自己分析をしないと、
相手の研究ができない、
という話はされていました。
宮本さんは自己分析の末、
ホームランを一本打つことを目指すより、
ヒットを10本打てと言われた。
野村監督は選手をうまくいかし、
野村再生工場と呼ばれた。
能力開発に年齢なし。
遠山さんの話。
横投げの方が思うようにいくんじゃないかということで、
コントロールや球種を自分なりに覚えて、
元は投手でありながらバッターで勝負していた選手を、
もう一度、投手で起用できるように指導して、
最終的には松井キラーとまで呼ばれるまでに。
己を知ることで何ができるかを探る。
人を育てる力。
ほんとうにすごいですね。