カーリング日本選手権2020が開催中。

今回の見所は…?
 
追記◆実際に会場へ行ってカーリングの大会を見られる方へ!
ラジオを持参されると、一部の実況中継が聞けるそうです!
(なお、NHK BS と YouTube で、視聴できます。
詳細は各サイトでご確認を。)
 
 
 
 
 
 
急にバド以外の話ですみません。m(__)m
だって、もともとカーリングもよく見てたんです。
バドの中継も見当たらないし。
たまにはいいですかね。。。
 
―――――
 

文春の記事が、結構興味深いです。

主なお話はそちらで見ていただくとして。

 

今回、ちょっと驚いたこと。
それをここに書きたくて。
以前の大会で、軽井沢にあったチーム、
よく知らない人でも聞き覚えがあると思いますが。
そのチームメンバーが3チームへバラバラに分散。
一つは他の強豪チームのメンバーに加わり、
あと2つは、軽井沢のチームの延長線上とも言うべきチーム。
その片方は、スキップも務めた両角(もろずみ)選手が弟とともに作った新しいチーム。
この三つのチームに別れてそれぞれが強豪チームとして対決しています。
 
さらにその両角選手ですが、
前年から女子の中部電力チームの監督になっており、
男子チームでは選手で出場、女子の試合では監督になりという、
二足のわらじでフル出場しています。
非常に面白くて、興味深い試みですね。
彼のこういった活動は思うに、
日本のカーリング界を盛り上げたい、
その熱意からの行動だろうと思います。
いやー頑張っていらっしゃるなあ。
彼らの努力が報われるといいなぁ。
カーリング男子、がんばれーーー(^^)/
 
 

 

で。
肝心の、各チームの試合の様子ですが。
男女ともにいえること。
スコアボードを見れば一目瞭然。
はっきり言って強いチームと弱いチームの差があまりに激しい。
強豪チームは、1つのエンドで複数得点、時に3点以上を取り、
先攻でありながら、本来有利な後攻の相手をきびしく追い込んで、
スチールで多くの特典を何度も取っています。
 
もう結論的なことを…いいですか。
3試合ほどしか見てませんが言い切ります。
相手のエラーに助けられた場面が多かったりにも見えるのですが、
強豪がより強くなってると思います。
先手必勝で逃げ切りです。
主導権を先に握ったほうが勝ち。
相手を自分のペースに巻き込んだ方が勝ちです。
そして、強豪チームで当たった時は、
従来の王道のやり方が全く通用していないような、と。
 
従来のやり方といえば、
コーナーガードを二つほど置く方法、
それがまったく無駄になっているように見えます。
コーナーガードを置いて、その後ろに隠すはずが、
後から気づくと、ハウスの中は1つもポイントが残らず、
点数にはならないコーナーガードだけが虚しく居残ってる状態に。
また、最後の2投でリカバリーしようとしても、
通れる隙がまったく無くなり、もう手遅れの状態。
最後の一投で一点を取るどころか、
相手にスチールを与えるばかり、
しかも悪い場合は一気に大量失点です。
 
(全くカーリングをしたことがない、見るだけ専門のファンが、
好きなことを言うので、どこまで当たってるかわかりませんが…。)
 
これは、作戦を変えるしかないんじゃないでしょうか。
何の意味もなくなるコーナーガード作るために、
ストーンを二つも無駄にする戦術がどんな相手にも有効なのか。
同じ作戦の一辺倒ではなくて、他の作戦を作り出さなくては、
この負けパターン状態から抜け出せないと、
素人には思えるのです…。
海外のチームと対戦するときも、
相手の独壇場…の状態になること、みかけます。
パターンは同じような状態だったと思う。
ちなみに、海外だと逆の場合でもねじ伏せられますけれど。
今後日本のチームが海外で対戦するには、
やっぱり新しい方法が必要じゃないかと思うのです。
 
 
ふだん、バドミントンの試合観戦をしてますが、
バドミントンでも、初めのうちは、
スマッシュをどうにか打ち返すのがやっとで、
それをどんどん進化させて、
一つ一つの返球をより意味のある形にする努力をしてます。
カーリングだって、1本1本をいかにより強い意味のあるものとして、
いかに生かすか、
それが大切じゃないかと思えてきて。。。
だから。。。。
 
 
 
これって、だいぶ前にも似たようなことを書いたんですが。
もっと違うパターンの作戦、例えば、
すべてのストーンをいわば「有効打」にするような試合展開、
(球じゃなくて石だし、打つんじゃなくて投げるんだけど( 一一))
そいうものを積極的に模索すべきじゃないかと思うんですが。
カーリングって見てるとある程度、パターンがある、
それはわかるんですが、その定石ばかりで本当にいいのか?
何か疑問が湧いて。。。。
 
それをするとしたら、今までやっていたことの常識を、
ひっくり返すような考え方になるでしょうか。
例えば、
ガードを置かないなら?
ガードの裏に隠さないなら?
ガードにガード以外のことをさせるなら? 
そんな風に考えて、定石とは違う何かってできないのでしょうか。
たとえば、ガードを壊すとき、
あえて自分たちではせずに、
相手にガードを壊させて1投を無駄にさせるとか。
ガードにガード以外のことさせてる!?
そんなことを仕向けるだけでも、違ってくるんじゃないかと。
 
基礎ができてることは何よりも大切。
完璧な基礎がある、その上で、の話ですが。
日本のカーリングチームが、さらにさらに強くなるには、
本来の常識をすっかり、ひっくり返すようなことが、
どうやらそろそろ必要じゃないかと思えるんですが。。。。
 
はあ、どうなんでしょう。ちがいますかねぇ。( 一一)
 
 
気になったら押してやって。
 
 
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