息子くんの言葉に、うるうるっと来ました~( TДT)ノ


『Dr. 倫太郎』 第7話
(水曜22:00~日本テレビ系)
の感想を。



今回の患者は、
自閉症とサヴァン症候群。
また、患者である子どもと親との関係が描かれました。


子どもが病気になった時、親は自分を責めますね。
丈夫に生めなかったからじゃないかとか、
育て方が間違ってたんじゃないかとか。
親の気持ちが痛々しかったです。
でも、薫(内田有紀)の息子・深也(平林智志)は、
どうにか自分の想いを伝えられました。
言葉が苦手な彼の、微かな成長と言えばいいのかな?
一つの希望の光がそこにあるんだなぁと、
なんだか嬉しい気持ちにもなりました。

また、その言葉を伝えようとするシーン、
端折らない映像でしたね。
彼の気持ちを、ドラマとしても、
大事にされてるのかな。
そこも良かったなと思いました。


―――――


夢乃とアキラ(蒼井優)の方は――
精神科医のお仕事、本当に大変ですね。
置いてあるものをぶちまけられたりも大変ですが、
特に、患者への接し方が倫太郎のような態勢だと、
もろに相手を受け止める形で、
気持ちが余程強くないと、とても続かないでしょうね。
本当にこんなお医者さんがいたら、すごいだろうなぁ。


今回の最後は、倫太郎(堺雅人)の所へ、
アキラの母・るり子(高畑淳子)が押しかけてきました。
この母、ドラマの中でも、もう一人の重要な人物ですね。

このドラマの中の問題は、幾つかありますね。
夢乃とアキラの関係―― 一人の女性の心の中の問題があります。
そして、この女性、アキラと母親の関係も気になります。


子どもの育児を放棄していた母親が、
成長した子供に自分の借金の肩代わりをせがむ。
子どもにとっては、母親から迷惑を掛けられてばかりです。
子どもの側はというと、母親から酷いことをされてばかりですが、
離れようとするどころか、余計に母親に執着しています。
これは、自分には相手がいなくてはならないと思っているのですね。
ドラマの中にも出てきたと思いますが、
「共依存」、つまりお互いに相手を頼ってる関係のようです。


この母娘の、必要以上にお互いを引き合う関係が問題なのです。
……が。
その前に、大切なことがありそうですね。
母親自身の問題です。
母と娘がお互いに依存している関係を解きほぐせれば終わり、
というふうに、単純にいかなそうですね。
この母娘が本当に幸せになるには、
あるべき姿を、
娘自身も、母親自身も、それぞれ一人一人が、
模索しなくてはいけない――それが今後の課題になるのかも?


にしても。
倫太郎の恋、どうなるんでしょう?
そもそも、恋はしてないんでしょうか?
そもそも、恋は一過性の精神疾患と本当に思ってるんでしょうか。
その言葉って、自分に言い聞かせてるだけ?なんて、
思ったりするのは、私だけでしょうか(o ̄∀ ̄)ノ




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