これまで2回に渡ってオンデーズの田中修治氏の話をお伝えしてきた。今回はシリーズ最終回。
なぜ人は働くのか?この問いはある意味タブー視されているのかもしれないが、ここにこそ真実があるのではないだろうか。そして最後、田中氏がオンデーズの戦略を語った。

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その1 宴会が会社を強くする
その2 階段は1段ずつのぼる

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比較対象によって、評価は大きく異なる
ガイド:会社を経営していると比較されるだろうし、自分でもそうしてしまうのではないかと思いますけど、その点どうですか?

田中氏:比較されることはけっこうありますけど、どこと比較するのかによって評価も全然違いますよね。
たとえば、ソフトバンクさんとか、グリーさん、楽天さんと比較されたら、僕の会社は足元にも及ばない。
でも一方で、高く評価してくれる方もいます。どっちが正しいのかは判断できないから、自分は自分でいいんじゃないの?って思います。
上を見てもきりがないし、下を見てもきりがないのだから、だったら見ない方がいい。それに企業の価値は会社の大きさや時価総額じゃなくて、そこに関わる人がどれほど豊かになっているかじゃないのかなと、最近はそう思います。


みんなお金が必要だから働いている
ガイド:物事のきっかけは、例えば社会のためとか、困っている人のためとか、美しく語られることが多いですよね?
でも一方で、「こいつには負けたくない」「見返してやる」というような気持ちで物事に取り組むことも実際にあります。
正直いって、私もそういう気持ちで取り組むこともあるけれど、それを表に出してしまうとあまりいい顔をされない。お金のためなのか?とか言われたり。

田中氏:社会的にいいことをするのは否定することではないし、実際に社会のために活動をしている人もいますよね。
でも、ビジネスとはまた違うと思うのですよ。社会のためだから給料を減らしたり長時間働いたりすることと、
社会的な奉仕活動のようなことは切り離して考えないといけないと思います。なぜならば、みんなお金が必要で働いているから。

社員と食事をしているときにリアルな声を聞くと、夢や希望も必要だけど、でもそれ以上にお金は大事なんだと感じます。
たとえば、子どもが来年小学校に入学するという父親であれば、学費とか習い事の月謝、生活費とかすごくお金がかかるんだから、
その彼は前提条件として一定以上のお金がなかったら精神的に豊かな生活がしていけないんですよ。これは現実的な話です。

そこでお金のために働くことを否定してしまったら、そもそもお金によって経済が回っていくこと自体を否定することになってしまいます。
もちろん、稼いでいる人が勝つとか偉いとかそういう話ではなくて、事実としてお金が回らなければ経済は動かない。だったら、お金が回るようにしようという考えを共有して、お金を稼げばいいだけですよ。否定される要素はないでしょ?

ガイド:お金を稼ぐということがベースにあると?

田中氏:お金を稼ぐということがベースにあって、そのうえで、じゃ、自分たちは何を通してお金を稼いでいくの?って話になるんでしょうね。
僕で言えば、メガネを通してお金を稼ぐことになります。でも、ただ単にメガネを売るのではなくて、これまで3万円、5万円のメガネを買っていた人は、それが5000円とか7000円になったら嬉しいよねという発想です。
そうすれば、オンデーズがメガネを売る価値が出てくるわけで、それに加えて他にないデザインとか他で受けられないサービスを提供しようってことです。
買いに来てくれている人がその瞬間だけでも嬉しいとか楽しいと思ってくれるのであれば、その対価としてお金をいただく。そういう仕組みなのだと思います。

命をかけてやるべきこと
ガイド:オンデーズの社長として、これだけは譲れないのはどういうことですか?


雇用しているたくさんの人の生活を守るため、今日も彼はとびまわる。
田中氏:僕の商売はメガネを売ることなので、それに命をかけているのかと言われれば、実は違います。
僕が命をかけてやらなければならないことは、雇用している何百人という人とその家族の生活を守ることなんです。
オンデーズをやると言ってたくさんの人を巻き込んだ責任があるから、そこは守らないといけない。だからメガネが売れないのであれば、他の何かを売って商売を成り立たせて、雇用した人たちの生活を守るのが僕の本質です。
だからメガネ業界で1位になるために他の人が犠牲になるのであれば、1位になることを目指す必要はないと僕は思います。むしろ、そんなことをしたら本末転倒な気がするんですよ。

戦略なんてない
ガイド:オンデーズの戦略は?

田中氏:これといって戦略なんてないんです。一生懸命いい商品を創って、今日よりも明日は更に良いサービスができるように一生懸命努力して、
足りなければもっともっと努力して、それを一人でも多くの人に買っていただく。それがオンデーズの戦略です。それ以上でもそれ以下でもない。
先月入荷した商品よりも今月の方がよくなっているか?先月よりもいいサービスができているか?それを全社員で真剣に問い続けていくことがオンデーズの戦略です。

ガイド:それが階段をのぼっていくことですね?

田中氏:それを突き詰めていくしかないと思うんですよ。何もテクニック的なことはないんです。1つ1つの積み重ねがノウハウになるんだし。

ガイド:徹底して追求していくことによって、モデルができるということでしょうか?

田中氏:たとえばディスカウントをするのであれば徹底してやって成功すれば、それは1つの成功モデルになります。
だから、どれがいいとか悪いということではなくて、一番の問題は、徹底してやらないといけないということだと思いますね。
自分の理想像に向かって徹底して追求していく。それが商売だと思うんです。だから、正解なんてない。
いろいろな人がいろいろなビジネスをやっているけど、ビジネスモデルとしてはみんな正解なんだと思います。
ただ、徹底的にやらないからうまくいかなくなってしまうのではないでしょうか。あるいは、自分よりももっと徹底的にやっている人がいるか。
だったらそこより徹底してやればいいし、もしやれないのであればやめればいい。商売っていうのは、突き詰めれば、そういういたってシンプルな仕組みなんだろうなと思います。


オンデーズの最大の武器は、商品の安さやサービスの質ではなく、田中修治という人間だと思う。すべてを守ろうとする一方で、すべてを爆破させてしまうのではないか。
そう思わせる彼の横顔が、やけに印象的だった。


インドである男の子が生まれたのだが、この父親が年末から話題を呼んでいる。
父親は94歳とされ、母親も50代と見られているが、これが事実なら父親はこれまでの記録を抜いて「世界最高齢のパパ」の座に就くそうだ。

インド紙タイムズ・オブ・インディアなどによると、この父親はインド北部ハリヤーナー州の男性で、
若い頃は「レスラーだった」という。本人は「実は100歳を超えている」(英紙デイリー・メールより)とも語っているようだが、
ハリヤーナー州の年金記録に登録されている公式の年齢は94歳。
メディアに掲載されている写真を見ると実に若々しく、とても100歳近い男性には見えないが、
若い頃に鍛えた体と、ミルクやバターを多く摂取する食生活などが年齢の割に元気と若さを保っている秘訣なのかもしれない。

そんな彼が注目を集めたのは、昨年11月に妻が元気な男の子を出産してから。
妻の年齢も「50代中頃」(タイムズ・オブ・インディア紙より)や「51や52、54歳と報告される」(デイリー・メール紙より)、
はたまた「59歳」(英紙サンより)などとされ定かではないが、いずれにしろかなりの高齢での出産だ。
しかし、男の子が生まれた地元病院の医師は「通常の出産で、赤ちゃんは健康で元気」(デイリー・メール紙より)と問題なしとの判断。
現在2か月の男の子は、すくすくと育っているらしい。

94歳になってからの子どもの誕生に、男性は「神の贈り物」と大喜び。
もし今回の子どもが間違いなく彼の子であれば、2007年に90歳で子どもを作ったインド人男性の記録を抜いて「世界最高齢のパパ」となる。周囲の人々も今回の話に驚いているそうだが、
「彼はとても健康で勤勉だから」と彼の元気さを語る住民もいるなど、男の子が彼の子どもに間違いないと信じられているようだ。

一方で、タイムズ・オブ・インディア紙は男の子が生まれた病院の医師に「94歳の男性が父親になる可能性はあるのか」と質問。
これに対する回答は「ないとも言えないが、非常に可能性は低い」と懐疑的だったそうだ。

年齢的に子どもが一人前になるまで見守れるのかどうかは心配なところだが、男性は「10年後に訪ねてもらえれば、同じ姿の私を見られるはず」と今後の健康に自信を見せている。
今年はさらなる子作りを望んでいるとまで伝えられているこの夫妻。近い将来、再びインドから驚きの報告がもたらされるのか、注目しておきたい。

まだ幼い頃、小さなモノをいたずらや興味本位で耳や鼻に押し込んでしまい、取れなくなって大騒ぎになった経験がある人もいるでしょう。
米ジョージア州アテネにお住まいの男性も、小さな頃に姉が耳に押し込んだ異物を病院で取り出してもらった記憶があるそう。
しかし、実はその異物、2つあったことに誰も気が付かず、何十年も経ってようやく発見されたというのです。

米紙アトランタ・ジャーナル&コンスティテューションなどによると、
46歳のケヴィン・ライトさんと姉のレジーナさんは、今から41年前のある日、母親の外出中に子守りの女性と留守番をしていました。
そして女性が何かをしている間に、ケヴィンさんとレジーナさんは母親の宝石箱を見付けると、中に入っていた真珠のネックレスを取り出して遊び始めたのです。

そこは加減の判らない子どものこと。ネックレスを強く引っ張っれば壊れてしまうということも、まだ理解出来なかったのでしょう。
案の定糸が切れ、真珠の玉がバラバラに落ちてしまいました。

そんな状況に、焦って真珠を拾い集めたケヴィンさんたち。しかし、レジーナさんは何を思ったのか、その真珠を弟の耳に押し込んでしまったのです。
痛くて泣きわめく彼は、そのまま病院に連れて行かれました。

「病院ではお医者さんが『取れた!』と言って、その後、緑色のキャンディーを2つ貰った記憶があります」というケヴィンさん。
この件についてはその後、あまり思い出すこともありませんでした。

ところが、先日気管支炎で病院を訪れたケヴィンさんは、看護師から「耳に何かが詰まっている」と告げられ困惑。
さらに医師が取り出したモノを見て、驚愕することになりました。なにしろそれは、うっすらと記憶に残っている、あの真珠とソックリだったからです。

「2つ、入ってたんだ……」。ケヴィンさんはその真珠を受け取って自宅に帰り、すぐさまレジーナさんに電話。
彼女も最初は冗談かと耳を疑ったものの、真珠は紛れもなくあのときのモノとわかり、よくこんなにも長い間気が付かずにいたものだと関心したそうです。

「自分の声が聞こえにくいと、いつも思ってはいたのですけどね……」という彼は41年ぶりに異物がなくなった耳で、ご自分の声もきっとよく聞こえるようになったに違いありません。

古代から人間のパートナーとして暮らしていたのはオオカミを祖先とする犬で、1万5千年前からペットとして飼われていたという説がありますが、
それよりも以前にキツネが飼われていたとおぼしき証拠が発掘されたそうです。

ヨルダン北部のある埋葬地で、人間とキツネが並んで埋葬されていた痕跡が見つかったとのことで、研究者はこの興味深い発見に対して比較実験などを行って仮説を立てているようです。

キツネがなぜ人間と埋められていたのか、その諸説は以下から。

ヨルダン北部にある古代の埋葬地で、考古学者は驚くべき発見をしました。墓の中に、狐の遺体が人間のそれと並べて埋められていたのです。
それらの遺体は約1万6千年前のものと考えられています。人間は、ペットを飼うことをかなり早い段階で試みていたかもしれません。

これは驚くべき発見であり、「最初に遺体を発掘した際、我々は最初、隣に埋められているのは犬ではないかと思いました」とケンブリッジの研究者であるLisa Maherさんは語っています。
彼女のチームが動物の遺体を分析して初めて、それがキツネであったことが判明しました。しかしながら、墓から見つかったキツネがペットとして飼われていたというのは、可能性のうちの1つに過ぎません。
ペットとして飼育されていたという説以外にも、キツネの遺体はトーテムとしての意味を持っていたかもしれませんし、あるいは信仰上の重要性を持っているかもしれません。

そこでMaherさんの研究チームは、今回の埋葬地をそれより4000年後の、人間と犬が並べられていた埋葬地と比較しました。
この比較によって見つかった双方の類似性は、ある特定の人物と、特定のキツネの間で気持ちが通じ合っていた特例ではないかということを示唆しているようです。

Maherさんは、2つの埋葬地を比較した際、遺体を仮に置いておく場所における慣習に連続性があることを強調し、
「遺体仮置場での慣習の類似性や、人間と動物との関係性を見るにつけ、我々が以前に考えていたよりもはるかに大きな時間の深度で、埋葬の文化は受け継がれているのだと考えられます」と語っています。

米国のある22歳の男は以前、「警察に逮捕されたくないから」との理由で、交通検問時に別人の名前を騙りました。
ところが、彼は逮捕を免れるどころか、その別人としてさらに重い罪で逮捕され、嘘が証明されるまで1年以上も刑務所で暮らしたそうです。

米紙ダラス・モーニングニュースなどによると、テキサス州ダラスに住むマリオ・ミラモンテスは、違法薬物所持などの罪で、何年にもわたり少年院や刑務所を行ったり来たりしていた男。
別人として逮捕された2007年にも、過去の罪の保護観察期間に規則違反をしていたため、当時逮捕状が出ていました。

ミラモンテスが騙ったのは彼のいとこの名で、クリストファー・アヤーラという人物。実は以前にもアヤーラになりすましたことがあり、検問時にもこの方法で逃げようと考えたのです。

しかしミラモンテスは、妻子もあり、真っ当な人生を歩んでいそうなアヤーラにまさか逮捕状が出ているとは思いも寄りませんでした。
なんとアヤーラは、親戚の女の子に性的いたずらをした容疑で指名手配中だったのです。

名前を騙ったためにアヤーラとして逮捕されたミラモンテス。自らが招いた事態とはいえ、性犯罪者として刑務所に入れられるのは避けたいと、本当の身分を明かします。
ところが、ダラス当局にある登録には、ミラモンテスとアヤーラは同一人物として登録されていました。
「偽名を使って罪を犯すことはよくある」ため、犯罪者のデータベースには、本当は1人なのに複数の名前が記されていることは珍しくないのです。
実際、過去にいとこを騙ったことがあるミラモンテスのデータにも、こうした背景で2つの名前が登録されていたものと推察されます。

そのため自身を証明することが困難になったミラモンテスは、その後、アヤーラ本人に助けを求め、アヤーラも弁護士を連れて警察に自首。
「間違った人物が自分として刑務所に入っている」と訴えたそうですが、ここでまた警察内の情報の伝達や確認作業の遅れなどから、
結局「ミラモンテスはアヤーラではない」と認められたのは、逮捕から13か月後でした。

最初から正直に身分を明かし、自分の罪を認めていれば、これほど長く刑務所暮らしをすることはなかったはず。
ミラモンテスは現在、不公平に受刑期間を延長されたとして、賠償金を求める裁判を起こしています。
彼は「たとえきっかけを自分で作ったとしても、確認作業をすみやかに行わなかった警察の責任」を追求したいとのことです。

アクション映画などでよく見かける“窓からの脱出劇”。
もちろん、超人でもない限り窓から飛び降りて地上に降り立つようなアクションはできないが、縄を身体に巻き付けて窓から脱出を図る程度なら、
成功の可能性はあるかもしれない。中国では先日、映画の影響を受けてこれと同じようなことを試みたものの、失敗に終わった空き巣犯が現れた。

中国紙新京報などによると、この男は12月17日午後2時ごろ、北京の北京工人運動場近くにある高層マンションに侵入。
22階の部屋に狙いを定め、金づちやドライバーを使って室内に入り込み、一通り物色して立ち去ろうとした。
しかしそのとき、外側からドアのロックがかかっていることが発覚。男はカギを開ける作業中にカギ穴の中でドライバーを折ってしまい、
ドアを閉めた際に外側からロックがかかってしまったのだという。  

予想もしていなかった事態に追い込まれた空き巣犯。そこで何を思ったのか、以前観た映画のシーンを思い出し、室内のシーツやカーテンなどで“縄”を作り始めた。
そして、それを窓に縛り付け、華麗な脱出を図ったのだ。しかし、22階から4階下がった18階のあたりで縄の長さが足りなくなり、男の脱出劇はあえなく終了した。

結局、この男は18階の住人が帰宅して気が付くまでの約1時間、窓の外で宙ぶらりんになりながら凍りつくような恐怖感を味わっていたそう。
最終的に住人から連絡を受けた警察が駆け付け、男を助け出しそうだ。

なお、空き巣に入られた22階の部屋はシーツやカーテンが破られている以外は特に被害はなし。
男は警察の取り調べに「逃げるのに不便だから(盗んだ物は)元の場所に戻しておいた」と話したという。


法律に基づいて、助けを必要とする人たちのために活動している弁護士。
日本では難関と言われる司法試験を突破しなければその資格は得られず、誰にでもなれる職業ではない。
そのため、必死に勉強している人も少なくない中、米国ではそうした過程を無視して弁護士業務に当たっていた47歳の男がいた。
少なくとも過去5年間にわたり業務の依頼を受け、法廷で数々の裁判に臨んできたというこの男。
過去の犯罪経験とテレビで得た知識を駆使して、法廷では堂々たる振る舞いを見せていたそうで、裁判所の関係者も全く疑うことはなかったという。  

この男はイリノイ州で活動していたという47歳のタヒル・マリク被告。米紙シカゴ・サンタイムズや英紙デイリー・メールなどによると、
昨年12月、裁判所の関係者が彼の行動は何やらおかしいと疑念を抱き、裁判所が法的証明書の提出を求めたところ、弁護士資格がないことが発覚した。

事件を捜査した警察は「彼は資格取得を除き、すべて正しい行動をとっていたので、長い間誰も疑わなかった」とコメント。
また、実際に彼に弁護を依頼した経験がある男性は、「彼はやり手弁護士のように、堂々と法廷内を歩き回っていた」(米紙シカゴ・トリビューンより)と語り、
完全に本物の弁護士と信じきっていたようだ。

これまでに強盗や万引き、不法侵入など数々の前科があるというマリク被告。警察はこうした度重なる犯罪により、
自分が被告として出廷した裁判所でやり方を身に付けたと見ているそうだ。
また、ここ最近は彼が「失業していた」と明かした父親は、「テレビを見て法律知識を得たのかもしれない」との見解を示している。
ただ、一方で父親は、マリク被告が法律知識に精通はしておらず「人に助言をしていただけ」(米放送局NBCシカゴより)と息子を擁護。
同時に「こんなに長く弁護士のフリができる人がいるなんておかしい」と、裁判所への批判も口にした。

マリク被告が請け負ってきた弁護の依頼は、交通違反関係や抵当差し押さえに関するものなどに限られているそう。
ある程度裁判の仕組みを理解していた彼は、こうした案件に限定して引き受けることで、本物らしく弁護士活動を行ってきたようだ。
ちなみに警察の調べでは、少なくとも60人が彼に依頼をして、案件によって500ドル(約4万1,000円)から4,500ドル(約37万円)の費用を払っていたという。

アメリカのある民家に泥棒が忍び込み、住民の足を盗んでいくという事件が起こりました。

金目の物も盗んでいった上での犯行とのことですが、一体なぜ泥棒はそんな物に目をつけたのでしょうか。

事件の詳細は以下から。

ある日の深夜、オンタリオ州・ウェランドにある男性の自宅に泥棒が侵入し、男性と2人の子どもたちが眠っている間に家を荒らし、
財布や薬、仕事用のかばんなどに手をつけたあげく、男性が普段使用している義足まで盗んでいきました。

被害者の男性は睡眠薬を服用して深い眠りについていたため、泥棒の侵入時には物音にまったく気づくことができませんでしたが、眠る前、確かに取り外した義足を枕元に置いておいたそうです。
そして事件当日の午前2時、異変に気づいた息子に起こされ、すぐに義足が盗まれてしまったことに気付いたとのこと。

男性は14歳のときに列車にひかれて脚の一部を失って以来、ずっと義足で生活をしていましたが、幸い古い義足のスペアを持っていたため、新しい義足を用意するまで満足に歩けないという状況は回避することができました。

義足の価格は決して安くなく、代わりの義足を購入するには約1万ドル(約83万円)もの大金が必要ですが、かといって売って換金できるというようなものではありません。
「義足を盗んだって何にもならない。足を返してもらいたい」と男性は悲痛な訴えを上げています。

義足も金品の内に入ると思っての犯行なのかもしれませんが、一刻も早く男性に義足が戻ることを祈るばかりです。


どんな才能があろうとも、人に認められなくては宝の持ち腐れ。
さらに言えば、それを誰に認めてもらえるかというのも、才能を開花させるための重要なポイントだ。
いま米国では、年が明けたつい先日まで、日々の生活にも困っていたという路上生活者の男性が大きな注目を集めている。
地元紙が「黄金の声を持つ路上生活者」として、道路の分離帯に立っていたこの男性の動画を紹介したところ、たちまち大評判に。
YouTubeの再生回数はわずか3日間で600万回を突破、米国や英国のメディアを中心にこぞって記事が掲載されるほどで、
男性のもとにはナレーションなどの仕事依頼が続々と舞い込んでいるという。

「私は神に贈られた声を持っている」と書かれた段ボールを手に、車に近付いてくるウィリアムズさん。
記者の誘いに応じてすぐさま話し出す彼の声は、あたかもラジオのDJのように落ち着いた低音で、口調は音楽のように淀みない。
それもそのはず、手にした段ボールに記されたメッセージには「元ラジオアナウンサー」との文字も。そんな彼が、なぜ路上生活を送る羽目になったのだろうか。

コロンバス・ディスパッチ紙によると、ニューヨーク・ブルックリン生まれの彼は1980年代にオハイオ州の放送学校に通った後に、
同州やノースカロライナ州のラジオ局でアナウンサーとして就職。しかし、窃盗や薬物使用の罪で1990年に刑務所行きを味わってから人生の転落が始まり、
ほかにも不法侵入などを行って繰り返し警察の世話になっていたという。結婚していた妻とも1998年に離婚。
7人の子どもたちも全員がコロンバス市内に住んでいるというが、もはや罪を繰り返す父親に手を差し伸べる家族はいなくなってしまったようだ。

この2年半は酒や薬物に溺れることなく、まともな精神状態になったと主張するウィリアムズさんは、コロンバス・ディスパッチ紙の取材に「普通の生活に戻りたい」と話している。
せめて1万8,000ドル(約150万円)の年収を得て、落ち着いて生活できるアパートに住み、食事を作りたいと語っていた彼の人生は、動画記事掲載ですぐに一変した。

投稿されたYouTubeの再生回数は急上昇しているだけでなく、全米メディアも彼の声に注目。
米放送局NBC、CBSなどが番組に出演させたほか、MTVやESPN、地元ラジオ局にNFLのチームなどがナレーションやアナウンサーの仕事をオファーしているという。
わずか数日での劇的な状況変化に「スーザン・ボイルみたいだ」と興奮を口にしたウィリアムズさん。人生をやり直すまたとないチャンスを大いに生かし、再び幸せを掴んでほしいところだ。


その大小に関わらず夢を叶えようと思ったら、自ら動き出さなければ決して実現することはない。
何もせずに諦める前に、強い気持ちを持って1つずつハードルを乗り越えていけば、その分だけ実現への道が開かれていくはずだ。

現在50歳の英国のある男性は今から3年前、普通に考えれば無茶だと思われるような夢を妻との会話をきっかけに追い始め、
40代後半にして見事に実現させた。その夢は「ジョッキーになりたい」というもの。
当時、体重は約100キロと大柄な体格だったものの、夢を叶えるためにダイエットや練習に励み、ジョッキーとしてレースに騎乗するという悲願を達成したそうだ。
少し前の出来事だが、昨年この体験をまとめた書籍が出版されたことを受け、英メディアを中心に話題を呼んでいる。

この男性は英国で雑誌記者をしているドミニク・プリンスさん。その道30年のキャリアを持つベテラン記者の彼は、現在フードライターの妻と、13歳の息子と10歳の娘を持つ良きパパだ。

英紙ガーディアンやデイリー・メールなどによると、13歳のときに馬の素晴らしさを知り、病気になった父への悲しみを癒してもらったという経験を持つプリンスさん。
しかし28歳のときにアイルランドで乗馬をしていた際に、乗っていた馬が壁を飛び越えようとして失敗、大ケガを負ってしまう。
この事故にショックを受けた彼は、その日を「馬に乗る最後の日」(英紙デイリー・メールより)と心に決めた。

以来、馬に乗らなくなった彼は、日ごろの生活習慣が大きく影響してみるみる肥大化。
運動嫌いで酒やタバコは大好き、さらにはフードライターをこなす愛妻の料理を食べ続けた結果、身長約177センチの彼の体は、体重約105キロまで成長した。

そして迎えた3年前の誕生日。すっかり太ってしまった夫が肥満の影響で病気になるのではないかと心配した妻は、
「私のために痩せられないというなら、何のためなら痩せられるの」と体の話を切り出した。すると彼は、「また馬に乗るために痩せる」と宣言。
これに妻は当初ただの乗馬だと思っていたようで、その表情はプリンスさんの目には「不服そうに見えた」という。
しかし、彼が目指したのは乗馬ではなく、「馬に乗ってレースに出ること」。
これは乗馬を辞めたときに心残りだった夢のひとつで、話を聞いた妻は態度を一変させ、夫のチャレンジを応援することになった。

そこからプリンスさんのダイエット生活がスタート。
目標の体重はアマチュアレースに出場するための上限約76キロで、1か月に3キロずつ減らし、2008年9月までに目標へ到達しようと食生活を大幅に変え、運動も毎日「水泳と自転車」を取り入れた。
すると、4か月経った5月中旬に彼の体重は約82キロに。
体重に目途がついたプリンスさんは、今度は自分が乗る馬を探すために友人の調教師に相談すると、この調教師が話を引き受け、そこから騎乗練習が始まった。

時には顔を蹴られケガをしながらも週に数回調教師のもとへ通い、練習に励む日々。
そんな生活がしばらく続いた後、出場レースをノーサンプトンシャー州の競馬場で開催されるアマチュアレースに定め、レース数日前に騎乗試験をパス、夢の実現はもうすぐそこに迫った。

そして2008年11月6日、彼はついにジョッキーとして競馬場に足を踏み入れる。
当日の体重は約77キロと規定より1キロオーバーというミスはしたものの、12頭立てのレースに出走し、結果は7着だった。
妻は子どもたちと共に応援に駆け付け、レース後には夫をキスでお出迎え。苦しいダイエットを成し遂げ、約束と夢を同時に叶えた夫を祝福したという。