海外土産でうれしかったものは?

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 次女の連合いが仕事で東南アジアへ行った時、ライチやドライマンゴーを買って来てくれた。ライチはパックに20個くらい入っていたので、タップリいただいた。粒が大きくて美味しかった。マンゴーも一切れが大きく、程よい硬さと甘さで美味しかった。


 退職する前は職場で海外の土産を貰うことはあったが、この頃は次女の連合い以外からもらうことは無くなった。

 昔を思い出しながら海外土産を思い出してみたが、嬉しかったものは何と言っても新婚旅行で自分で買った自分への土産だ。


 「新婚旅行は海外」とずっと思って貯金をして来たので、もう40年も前だったが憧れのスイス、フランスへ行った。

フランスへ着くと現地の日本女性の添乗員さんが元気よく案内をしてくれた。そんな添乗員さんが「引っ掛けて破れたわ。このコートも古くなってきたから」と言ってみんなで入った店でバーバリーのコートをあっさりと買っているのを見て「旅行者よりも旅行者っぽい」と驚いた。

 迷わずにさっと買ってしまう姿に触発され「私も思い切って一つ買ってしまおう」とバーバリーのトレンチコートを買ってしまった。そして、調子に乗りポシェットも買ってしまった。日本にいたら絶対に考えられないことなのだが。


 日本に帰って、そのコートを着て洋服屋さんへ行ったら「どこのコート」と店主がすぐに聞いて来た。話していたら店主が「コートの襟の内側にmade in Englandと書いてあれば本物だ」と言うので脱いで襟を見たらちゃんと書いてあった。「日本で買えば買った値段の3倍はする」びっくり

ああ、やっぱり思い切って買ってよかった。私は店主の言葉に、有頂天になった。だが、それ以来そんなに高い物を買ったことはない。


 ずーと大事に着ていたのだが、ある日コートを着てたまたま鏡を見たら袖が縮んでしまっていることに気がついた。よく見れば袖口に回したベルトや腰のベルトもかなり擦れていた。毎年クリーニングに出していたのだが、「20年も経つとこうなっちゃうのか。一生物だと思ったのに」

 ガッカリしたが、さすがに袖は短くて着れた物ではなかった。田舎のクリーニング屋だとこうなっちゃうのかなあ。


 そのバーバリーのトレンチコートは次女が欲しがったので貰ってもらった。よかった。(果たして着たか)