忘れ物名人、それは私です。
小学生の頃、よく忘れ物をしました。
半世紀以上も前のことなので、よく忘れるものは何だったけ？(それを思い出せないのが忘れ物名人
)
教科書は持っていくのだが、ノートやドリル、宿題プリントは忘れることがあった。
特にノートは無くなりそうになっても親に言うのを忘れているので、めくって気付き裏表紙の裏表に細かい文字で隙間なく書き、足りないときは表紙の裏表にも書いていた。とにかく先生や仲間に気付かれたくなかった。(またか、と思われたくない🥵)
親に見せて何かを書いてもらい提出する物は、忘れることが結構あった。これは親も忘れていることがあった。提出日期限があるとついつい気持ちが緩んでしまった。(通知表、何かに参加するかどうかの用紙だったか)
集団登校だったので、一緒に行く友達が何かを持っているのを見て慌てることがよくあった。
学校へ来る児童の殆どが農家だったので家から🥔や🧅、味噌などをもって行くことが時々あった。友達を待たせたり先に行ってもらったりしながら慌てて母親から用意してもらった。草取り釜や鍬を持って行くこともあり、父親から用意してもらった。(何とか間に合っていた
)
忘れ物の多さに担任も頭に来たようで、家まで取りに行かされたこともあった。家まで1kmくらいあったが、休み時間に取りに行った。走りながら取りに行っても、戻れば当然授業時間になっていた。懲りて忘れ物をしないと担任は思ったのだろうか。だが、そんなこともなく再び取りに行ったのだ。(忘れ物は、一点集中型の私の特性だと思う。)
そんな私だったが、中学校では忘れ物は少なくなった。それは他のクラスの友達から借りていたから。それができると分かると安心できた。
だが、大人の社会は甘くない。忘れないように左手の親指の付け根にマジックで毎日書いていた。
