元日の朝、目覚めたら6:18。雨かな?と思ってあわててカーテンの隙間から東の空を見たら晴れてる。雲の隙間から白みかけた空が見える。歩かなきゃ!慌てて着替え、スマホで日の出の時刻の確認をする。7:00.なぜか冬至を過ぎたのに時刻が遅くなっている。そうなると今日は、6キロコースにしよう。歩こうとすると、昨日降った雪が歩道を白くしていた。わずかな雪の上は歩きやすい。歩きながら妙高山を見ると中山が雲で見えなかったが、全体の姿がしっかり見えた。なんだかうれしい。
6キロコースは、距離はいつもより短いが、お気に入りのコースだ。農道をずっと歩きながら白んでいく東の空と稜線見るのが好きである。稜線を見ながら、日の出があの位置に来る頃は四大陸で、あそこに来ると世界選手権かあ・・・と思いながら歩く。途中で7時のチャイムが聞こえる。この場所で聞こえるということは、日の出はどの辺りになるか考える。7:00の日の出だがそれは妙高山や火打山に日が当たる時間。ここの住人には、今だと7:30ごろ。歩く速度は、1㎞が11分くらい。2.7㎞先かな。そのあたりをめがけて歩く。何となく速足かも。今日は山際に雲が出ていて、山からの日の出を邪魔する。雲がうまく流れてくれるといいなあと思いながら歩く。雲が輝きだした。山との隙間から光が後光のように漏れてくる。もう少しだ。歩きながら東の空をチラチラ見る。道を曲がるとここからは東に向かって歩く。ずっと一点を見つめたままある歩く。その瞬間を見逃さないぞ。来た~。祈れ。指を組んで祈る。「yuzuをお守りください。怪我や病気、事故からお守りください。怪我をしないで4Aが跳べますように。そして、優勝できますように。うちの夕が無事に出産できますように。」祈った。娘のことも今は祈っている。どっちも大切。祈るとすっきりする。今日のウォーキングの役割を果たした。そう思って歩いていると、雲に隠れた太陽が、もう一度顔を出す。もう一度祈った。今日はW日の出だ。
11時、娘と近くの神社へ初詣に行った。祈るときは自分の名前、年齢、住所を言ってから祈るといいと娘が言うので、言ってから祈った。「yuzuを怪我や病気、事故から守ってください。そして、優勝できますように。夕が無事に出産できますように。」あれ?住所を言うの忘れた。思いは、神に届くと思う。
夜、PCを開けてyuzuのブログを見ていたら元日返上でクリケのリンクに立っているyuzuがちらっと見えた。みんなの祈りがyuzuには分かるんだ、と感じた。弓弦羽神社も初詣にファンが来ているようだ。たくさんの祈りがyuzuを動かしている。たくさんの祈りを受け止め、それを叶えるために行動となっている。「この体に、みなさんの思いが詰まっている。」と国民栄誉賞を受賞するとき話していたが、そうなんだと思う。滑るのは自分。でも自分を突き動かしているのは、大勢の人々。それを重圧とは思わず、強さに変え、エネルギーに変えていく。これはもう、人間の精神を越えた神の領域だ。