人を使うのは難しいことだ。
信用することはいいことだが、信頼することはいけない。
つまり、他者を信じて用いるべきであり、信じて頼ってしまってはいけないということだ。
わからないから任せぱなしということが、まぁよくある。
それでも、わからないなりに要所要所は管理監督しなければならない。
疑わなければいけない。
不正をするかもしれない。サボるかもしれない。悪意があるかもしれない。ミスをするかもしれない。
このようなことがないこと、なかったことを確認できるよう担保しなければならない。
すべての責任は使う側が負うことになる。使われた側に押しつけることはできない。
もし、信頼して任せるのなら、腹を括る覚悟が必要だ。そういう時もある。
レジを任せたなら、現金の有高と出入りを確認する必要がある。
業務をアウトソーシングしたなら、その進捗を適宜確認し、指示する必要がある。
それが管理者の責務であり、そのことはトラブルの防止のみならず、組織の円滑化にもつながる。
疑いの芽を摘むことになるからだ。
まず、主体性を持つことだ。すべてを統率する立場を自覚することだ。
結果はすべて自身に降りかかってくるということを認識する必要がある。